プロバンスの贈り物

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人生には休暇が必要―。でも、もっと必要なのは恋とワイン!!

豊穣なる土地から極上のワインが生まれるように、思いがけない休暇から、とびきりの恋が生まれた。
イギリスのロンドンで超多忙な毎日を送るマックス(ラッセル・クロウ)。南フランスでレストランをきりもりするファニー(マリオン・コティヤール)。
二人は、マックスが亡くなったヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)の遺産を相続するためにプロヴァンスを訪れたことから、偶然にも出会うことになる。
ヘンリーが愛したシャトーとぶどう園。少年時代のマックス(フレディ・ハイモア)は、毎年のヴァカンスをここで過ごしていたのだ。
相続と売却の手続きをすぐに済ませ、ロンドンにとんぼ返りするつもりでいたマックス。
ところがハプニングに見舞われ、この地で休暇を取ることに。滞在を重ねるうち楽しかった幼い日の記憶が次々とよみがえり、彼の心はゆれる。
そして何よりも心みだされたのは、ファニーの存在だった。
やがて手続きを終えたマックスに、ロンドンへ戻る日が来る。惹かれあいながらもマックスとファニーは、人生の価値観の違いから別々の路を歩みはじめようとするのだが、プロヴァンスでの幾つもの贈りものが、彼を変えようとしていた…。

ラッセル・クロウが、いいおじさんになってます。
やり手トレーダーとして、超多忙ながらも独身ライフを堪能している“マックス”を
スマート過ぎずに、おちゃめさを含んで演じています。

笑えるシーンもあったり、心和やかな演出です。

突然の訃報で訪れたプロバンス
  友との再会
    新しい出会い
      懐かしい過去

 そして新しい恋


イメージ 2少年期のマックスを演じているF.ハイモア君。
成長しておりました。
大人ぶった少年役ではありましたが、本人もきっとそうなのでは!?
と思わずにはいられませんでした(^^ゞ


さて…。
都会でいわゆる“セレブ”として暮らすマックスに、
共感できる部分があるわけではなく、
いつものように、映画として、充分に楽しんでおりました。

隠居生活に入ったとしても、それまでの蓄えがあるし、ワインでの収入もあるだろうし、
どっちにしても優雅な生活だわよね~。
凡人とはえらい違いだわ。

などど、多少拗ねた観方をしていたのですが…。

う~ん。
いつもならそこまでの感想だった気がしますが…。


今回は、ちょっと前向き。

マックスだって、幸せが向こうからやって来たわけじゃない。
それまで、寝る間も惜しんで働いて(好きでやってた暮らしでしょうが)
そこで神様がくれたご褒美なんだよね。

頑張ったから、今の、これからの人生があるんだ。


頑張ったらご褒美があるんだ!


なんだか元気をもらった作品です。


レビューとは言えない、私見になってしまいました(^^ゞ