ママの遺したラヴソング

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長年会っていなかった母の訃報を受けて帰郷した少女が、実家に住み着いていた母の友人の2人の男との奇妙な共同生活を通して心を解きほぐしていく姿を描く感動ストーリー。主演はスカーレット・ヨハンソンジョン・トラヴォルタ。

家を飛び出しフロリダで怠惰な生活を送っていたパーシーのもとに、母が他界したとの報せが届く。久々に実家に戻った彼女を待ち受けていたのは、元大学文学部教授のボビー・ロングと、彼を慕う作家志望の青年ローソンだった。自分たちにも権利があると言って家から出ていこうとしない彼らと、渋々同居を始めるパーシーだったが…。(TSUTAYA DISCAS)


観たいリストには、その時の気分でいろんな作品を入れてしまうので、
どうして借りたいと思ったのか、誰が出てるのか、覚えていないことも多いのです。
この作品…。
まさしくそのたぐいのものでした。

最初のシーンで、いきなりのけぞりました。
なんということでしょう!
あの、トラヴォルタの頭が真っ白で、足取りもおぼつかない初老の男で登場!
…あとで年齢を考えると、そんな歳ではなかったようですが…。


もう一人の主役、S.ヨハンソン。
こちらは18歳の少女の役だったので、 薄化粧?限りなくすっぴんに近い感じで
これもかなり違う印象でした。


内容は…。

観終わったときに、何だったんだろう?と思ってしまうくらい
ピントがボケた感じでした。
話の中心が何だったのか、誰を中心に描きたかったのか、
素敵な俳優陣を持ってきただけに、残念な感じでした。

母親の死で出会った男。
その男との新しい生活。
そこで知る母親のこと。
そして自分の出生のこと。

何か起きるかもしれないと、それだけを追いかけてしまうくらいに何もなく…。
パーシーにもボビーにも感情移入出来ないままに過ぎていきます。

登場人物のそれぞれの愛情の描き方が薄い気がしたので、
その辺りをもう少し突っ込んでいてくれれば、そんな感想です。


J.トラヴォルタの演技をご覧下さい。
これじゃダメですかね~。