暗いところで待ち合わせ

イメージ 1

人気ミステリー作家・乙一の同名原作を「がんばっていきまっしょい」の田中麗奈と「藍色夏恋」のチェン・ボーリン主演で映画化したミステリー・ロマンス。警察に追われる青年が、一人で暮らす盲目の女性の家に逃げ込んだことから始まった2人の奇妙な共同生活の行方を描く。監督は「AIKI」の天願大介。

交通事故が原因で視力を失ったミチル。最愛の父を病気で亡くして以来、一人の生活を送っていた。そんなある日、孤独な青年アキヒロが、殺人事件の容疑者として警察に追われる身となり、ミチルの住む家へと忍び込んでくるのだが…。(TSUTAYA DISCAS)


田中麗奈という女優さん、好きです。
少しずつ上手になってるな~と思います。

この作品では、目が見えない、という役柄に挑戦しています。
実際に盲目の方が側にいるわけではないのですが、
よく表現してたように見受けられました。


内容は…。

ストーリィーの本筋ではないけど、
家に籠ってしまうミチル(田中麗奈)に、
外に出るように勧める友人カズエ(宮地真緒)の存在が良かったですね。

自分がいなくなったら、一人になるんだよ。
外に出て、いろんな人と触れ合って。

そう勧めるカズエが、とても素敵でした。


ミチルにしてもアキヒロにしても、
自分で自分を追い込んでしまって、それでもっと不幸な状況に陥ってる。

もっと目を開いて…。

そう思ってしまいます。


アキヒロにしたって、
いくらいじめられた先輩だと言っても、殺人はいけないでしょう。
中国人とのハーフで、苦労をしたかもしれない。

いじめられてる人には、他に道がなかった、というかもしれない。

でも、もっとほかの解決策を考えてほしいし、
人さまの家に隠れるなんて、やっぱり変かも。


あらら…。
冷静になってみると、内容的にはお勧めポイントはなさそうです。


でも何度も言うように、
田中麗奈さんに興味がある方、
人様との関わりを見直したい方、いかがでしょう。