こわれゆく世界の中で

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現代のロンドンを舞台に、それぞれに問題を抱えた子供との関係に苦悩する2人の女性と、そんな2人と恋に落ちたひとりの男の葛藤を描いたドラマ。出演はジュード・ロウジュリエット・ビノシュロビン・ライト・ペン。監督は「イングリッシュ・ペイシェント」「コールド マウンテン」のアンソニー・ミンゲラ。
 ロンドンのキングス・クロス。建築家のウィルは、この地区にオフィスを開き、都市再開発の巨大プロジェクトを請負っていた。私生活では映像作家リヴとその娘と暮らしていたが、心のバランスを崩して苦しむ娘の存在がリヴとウィルの間に暗い影を落としていた。そんな時、彼のオフィスが2度も窃盗の被害に遭う。やむを得ず自ら夜のオフィスを見張り始めたウィルは、やがてオフィスに侵入しようとしていた少年を発見、少年の身辺を探るうち、次第に彼の母親アミラに心惹かれていく。(allcinema)

愛をこわす──
それは、真実の愛へと至る、唯一の方法。

2006年作品


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言葉にしにくい内容です。

長く同棲していて、はたから見れば家族なんでしょうけど、
彼女とその娘との絆の強さに仲間外れを感じて
それを、偶然知り合った女性を好きになることで
解消しようと思った男の、ジレンマを描いた作品。

…といってしまったらおしまいなんでしょうが…。


子供に問題を抱えた二組の家族。

相手をを責めるばかりで、自分は変わろうとしないウィルのパートナー・リヴ。
そんなんじゃ、ダメでしょう…。

子供は大事だけど、好きな人のことまで気が回らないなら、
一緒に暮らすのはどうかと思うし、
それで浮気されても、それで相手ばかりを責めるのは…。


子供を守るために、身を任せたのは分かるとしても、
そのことを盾に、子供を救えと訴える行為はなんとも…。


男性側のことはよく分らないので、
つい女性側の方ばかりになって、厳しい視線になりますが…。

男の身勝手さは呆れるばかりですが、
女だって身勝手なんだから、同じか…。
なんて思ったりしました。

人ってそれほど強くはないです。
手の届く人に甘えたくなる時だってあるんです。


そういって納得させることにしましょう。


それにしても、ウィルが家族の元へ戻る気持ちがイマイチ分かりにくいかな。

余談ですが…。
ジュード・ロウの吹き替えが“平田広明”さんでした。
ジョニー・デップの吹き替えで慣れてるので、凄い違和感が…。
…どうでもいい情報でした。


ジュード・ロウがお好きな方、
自分のことを身勝手だな~と感じる方、いかがでしょう。