グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

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深い心の傷を負った天才青年と、同じく失意の中にいた精神分析医がお互いにあらたな旅立ちを自覚して成長してゆく姿を描く感動のヒューマン・ドラマ。ボストンに住む青年ウィルは、幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立していた。だが、彼の才能に気付いた数学教授のランボーは、ウィルに精神分析医のショーンを紹介する。ウィルはショーンにしだいに心を開いてゆくが、彼の才能に気付いた政府機関や大企業が接近してくる。(allcinema)

あなたに会えて、 ほんとうによかった。

1997年作品


自分をありのままで受け入れてくれる人がいれば、
変にいじけたり卑屈にならずに生きていける。

そう思っているので、
ウィルがショーンの言葉で救われたシーンは、心打たれました。

そしてもう一人。
ハーバード大学の女子学生で、父親の遺産を受け継いだ、
ウィルとは対照的な位置にいる“スカイラー”。

“愛してない”と言われたシーンは辛かったですね。


周囲には、受けとめようとしてくれる人がいるのに、
それが分からない。
正面から相手を見ようとしてない。

そんなウィルが、心を解き放つまでの話です。


もう少しそれぞれの心理描写が深かったら、感動も大きかったかと思いますが、
静かな感動は味わえます。


マット君(そう呼びたくなるほど若い!)の演技は素晴らしい!

ロビン・ウィリアムズの、押さえた演技も沁みました。


誰かに必要とされたいと思ってる方、
マット君の天才ぶりを観たい方…、いかがでしょう。