ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛(2008)

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C・S・ルイスの名作児童文学を壮大なスケールで映画化したファンタジー・アドベンチャーのシリーズ第2弾。前作から1300年後、滅亡の危機に陥ったナルニア国を舞台に、国の命運を託された王子と共に再び4人の兄弟姉妹が立ち上がる。監督は引き続き「シュレック」のアンドリュー・アダムソン
 偉大な王アスランと“伝説の四人の王”ペベンシー4兄妹によって平和と繁栄をもたらしたナルニア国。だが、あれからナルニア暦にして1300年経った今、かつての美しい国の姿は見る影もなく、戦闘民族テルマール人に侵略・支配され、生き残ったナルニアの民は深い森の奥に追いやられていた。また先王亡きあと摂政を務める弟のミラースは王位を奪おうと、正統な王位継承者であるカスピアン王子の暗殺を画策。一方、小さな象牙の角笛を手にミラースの追っ手を逃れるカスピアン。その笛の音は、ナルニアに危機が迫る時、“伝説の四人の王”を呼び戻すと信じられていた。やがて追い詰められたカスピアンがついにその角笛を吹き、それは時を越えて鳴り響く…。(allcinema)

魔法vs人間──引き裂かれる心。


早く観たくて!観たくて!

そんな気持ちに充分答えてくれる作品でした。


4兄妹は成長して、再びナルニア国に戻って行きます。
帰りたかったナルニア国なのに、
そこは荒れ果てて、テルマール人に支配されていました。


壮大な自然を持つナルニア国の素晴らしさ。
後半の戦闘シーン。

劇場の大きなスクリーンで観ると、見惚れてしまう迫力です。



4兄妹は、前作の時よりずっと大人になって、国王としての責任感を持っていました。

そして今作の主人公・カスピアン王子。
(この王子はとてもカッコいい!)

王位継承者として4兄妹と闘いますが、皆どこかまだ不完全で、
そのために仲間を失ってしまうのです。

こうやって心に痛みを感じながら、成長していくんだなと感じるシーンでした。


どんな風に決着がつくのか、楽しみな後半。

アスランの登場と自然が見方しての勝利。
なるほどと納得しました。


カスピアン王子とスーザンのことは、出会ったときから気になっていたのですが、
生きている時代が違う二人です。
うまくいくはずはないのですが…。

切ないキスシーンでした。


登場人物すべてが魅力的で、
敵対するテルマール人たちですら、悪役らしいし、
ネズミやドワーフナルニア人のすべてが愛すべき存在でした。


観終わった後に、清々しい気分になる作品でした。

今後の展開も気になるけど…。
4兄妹揃わないのも寂しいかな…。