ウィッカーマン

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映画史に残るカルト映画の傑作として高い評価を受ける73年の同名イギリス映画をニコラス・ケイジ主演でリメイクしたサスペンス・スリラー。行方不明の少女を探しに孤島を訪れた男が遭遇する驚愕の顛末を奇抜なタッチで綴る。共演は「レクイエム・フォー・ドリーム」のエレン・バースティン。監督は「ベティ・サイズモア」の奇才ニール・ラビュート。
 ある日、白バイ警官のメイラスのもとに、8年前に突然失踪した婚約者ウィローから手紙が届く。そこには、故郷の島“サマーズアイル”に戻りそこで産んだ娘ローワンが突然行方不明になってしまったので助けてほしいと書かれていた。さっそく、外界から完全に孤立したサマーズアイル島へ単身乗り込むメイラス。その島は個人の私有地で、シスター・サマーズアイルを頂点に、女たちが島全体を支配する奇妙な閉鎖的共同体を築いていた。島民はみな、よそ者のメイラスを拒絶し、ローワンの捜索は難航を極めるが…。(allcinema)


運命を見とどけよ

行方不明の娘を救うため、孤島を訪れた男。
真実へ辿りつく時、衝撃のラストが襲いかかる──。


2006年 アメリカ作品


リメイク作品だとは、この記事を書こうと資料を見て初めて知りました。
オリジナルは、イギリス映画のようです。


とにかく、オチがないのかと観終わってぼやいてしまいました。

こんなラストってあり?

個人の私有地の島、というのが気になります。
そこにいる女性たちを、シスターと呼ぶのも気になります。
そして、女性が支配しているような雰囲気もあり、
なぜか似たような人が多いのも気になります。
現代とは思えない暮らしぶりも、気になります。


とにかく、いったい何が起こっているのか分からないままに、
N.ケイジ扮するエドワードの心理状態で物語を追って行きます。


そして驚きのラスト。

島に必要なのは新しい男性の血だったなんて、いささか呆れた展開ではありますが、
それだけのために仕組まれた罠にはまったエドワードは悲劇です…。


こういう世界って、未来はないですよね~。
閉鎖された島で暮らすと、皆親戚になっちゃうじゃないですか…。


かなり酷評されていますが、
N.ケイジは、頼られると断れない、損な役回りの役、って似合いますよね。


なんのひねりもない結末を観たい方、いかがでしょう。