劇団四季「ウエストサイド物語」

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舞台はニューヨーク、ウエストサイド

「ウエストサイド物語」は、1957年にブロードウェイで初演。シェイクスピアロミオとジュリエット」の舞台設定をニューヨークに置き換え、人種の違いから差別と偏見にさらされる若者たちの対立と、その中で生まれた哀しい恋を描いた秀逸なストーリー。そしてドラマと溶け合った音楽とダイナミックなダンス。『マリア』『トゥナイト』等、今やスタンダードナンバーと言える珠玉の名曲の数々と、まさにミュージカルの魅力をぎゅっと閉じ込めた秀作だ。
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舞台と言うのは、映画とは違った魅力がありますね。
演じる人と同じ空間を共有する喜び…というのでしょうかね。

ストーリーや音楽はなじみ深いものなので、
ダンスや歌声を満足した3時間(休憩込み)でした。

なじみ深いと言っても、舞台は初めてでしたから、
ポスターにも使われているダンスシーン…足と手を天に突き上げるシーンは圧倒されました。
指を鳴らしながら踊り始めるシーンは、今思い出して身体が熱くなります。

ダンスシーンはソロよりも群舞が多く、ダンスパーティは男女の衣装も華やかでした。

そしてマリアとトニーのデュエット。
マリアの歌声はほれぼれしました。
マリアを演じたのは高木美果さん。
韓国生まれの女優さんだそうです。
韓国の大学で声楽を勉強したそうで、なるほどと納得の歌声でした。
…台詞がぎこちなかったのはそのせいかな(^^ゞ


人種を越えて愛し合ったマリアとトニー。
それを許さなかった仲間たち。
暴力でしか解決しようとしなかったジェット団とシャーク団。

若さゆえの過ち。
その代償は大きかったと、静かに幕が下りました。