ローラーガールズ・ダイアリー

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 「25年目のキス」「ラブソングができるまで」のドリュー・バリモアが、「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジを主演に迎えて記念すべき監督デビューを飾ったガールズ青春ストーリー。アメリカの田舎町を舞台に、母親に逆らうこともできない大人しい女子高生だったヒロインが、ワイルド&パワフルな“ローラーゲーム”の世界と出会ったことで、それまでの殻を破って自らの意志で歩み始める姿をさわやかに綴る。
 テキサスの小さな田舎町に暮らす17歳の女子高生ブリス・キャヴェンダー。美人コンテストで優勝することが娘の幸せにつながると信じる母親に違和感を抱きながらも、言われるままにミスコン中心の退屈な日々を送っていた。そんなある日、都会のオースティンに出かけた彼女は、そこで“ローラーゲーム”の存在を知り、“女性らしさ”なんてお構いなしのワイルドはスポーツにすっかり魅了されてしまう。そして、家族に内緒のまま年齢を偽って入団テストを受けみごと合格、チームの一員に迎えられる。こうして、年上の個性的なチームメイトたちの中でもまれながら、意外にも眠っていた才能を花開かせていくブリスだったが…。(allcinema)
 
2009年 アメリ
原題:WHIP IT
 
転んだ分だけ、強くなる。
彼女はドレスを脱いで、傷だらけのスケート靴に履き替えた。
 
監督: ドリュー・バリモア 
製作: バリー・メンデル   ドリュー・バリモア 
製作総指揮: ピーター・ダグラス   ナンシー・ジュヴォネン   キルステン・スミス 
         ネイサン・カヘイン   ジョー・ドレイク   クリス・ミラー 
原作: ショーナ・クロス 
脚本: ショーナ・クロス 
撮影: ロバート・イェーマン 
プロダクションデザイン: ケヴィン・カヴァナー 
衣装デザイン: キャサリン・マリー・トーマス 
編集: ディラン・ティチェナー 
音楽監修: ランドール・ポスター 
出演: エレン・ペイジ ブリス・キャヴェンダー
     マーシャ・ゲイ・ハーデン ブルック・キャヴェンダー
     クリステン・ウィグ マギー・メイヘム
     ドリュー・バリモア スマッシュリー・シンプソン
     ジュリエット・ルイス アイアン・メイビン
     ジミー・ファロン “ホット・タブ”・ジョニー・ロケット
     ダニエル・スターン アール・キャヴェンダー
     アンドリュー・ウィルソン レイザー
     イヴ ローザ・スパークス
     アリア・ショウカット パシュ
     ゾーイ・ベル ブラディ・ホリー
     ランドン・ピッグ オリヴァー
     アリ・グレイノーエヴァ・デストラクション
     ユーレイラ・シール シャニア・キャヴェンダー
     カルロ・アルバン バードマン
 

いかにも“お仕着せ”というドレスに、青い髪で壇上に上がったブリス。
母親の、自分が叶わなかった夢のために美人コンテストに出続ける彼女は、
母親の言うことに嫌気がさしながらも、反発する勇気もなかった…。
どこにでもいそうな少女が主人公です。
 
ちょっと違うけど、私も優等生を演じてるような子供でした。
それが居心地良かったのは、両親が喜ぶから、望むから、だった気がします。
ブリスもそうだったんだろうな~。
そうしたら、家族が平和でいられる気がしたんじゃないかな。
なんてことを感じました。
 
そこで出合ったローラーゲーム
刺激的で過激で、今までに見たことのない世界。
そんな出合いに、ブリスはこれだ!と思っちゃうわけですね。
 
そこからはお決まりの展開です。
年齢詐称でチームから去ることになったり、
母親の期待を裏切ったり、
そして恋物語があったり、
青春がいっぱい詰まった物語です。
家族愛や友情がいっぱい詰まった物語です。
 
懐かしい気分になるのは間違いなしです(^^)

プールでのラブシーンは綺麗だったな~。
女性監督ならではの演出でしょうか。
 
ちょっともったいなかったのは、
せっかくのローラーゲームの迫力がイマイチだったこと。
スピード感の欠落、かな~。
弱小チームが決勝戦まで勝ち進み、その決勝戦がラストなんだから
もっと盛り上がってほしかったな~。
 
エレン・ペイジ
綺麗な顔立ちしてますよね。
ちょっと悲しい表情が印象的でした。
今後の活躍も期待したい女優さんです。
 
優しい気持ちになれる作品でした♪