ジャックとジル

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 「ウェディング・シンガー」「50回目のファースト・キス」のアダム・サンドラー一人二役で双子の兄妹を演じるドタバタ・コメディ。共演にケイティ・ホームズアル・パチーノ。監督は「アダルトボーイズ青春白書」「ウソツキは結婚のはじまり」のデニス・デューガン
 美しい妻と2人の子どもに囲まれ幸せな日々を送るジャック。そんな彼の唯一の悩みの種は、自分とは対照的な自由奔放でトラブルメイカーの双子の妹ジル。そして今年も、独り身の彼女がジャックの家で過ごす感謝祭のシーズンがやって来た。ジルの登場に、すっかりペースを乱され、疲れ果てるジャック。そんなある日、ジルに付き合って渋々行ったレイカーズの試合で、なんとあのアル・パチーノに遭遇。しかも彼は、あろうことかジルに一目惚れ。広告代理店に勤務しアル・パチーノの起用を目論むジャックは、このチャンスを逃すまいと一計を案じるが…。<allcinema>

 
2011年
原題:JACK AND JILL
上映時間 91分
製作国 アメリ
 
成功した兄ジャック
残念(?)な妹ジル
年に一度の
ハプニングがやってきたッ!
 
監督: デニス・デューガン 
製作: アダム・サンドラー  ジャック・ジャラプト  トッド・ガーナー 
製作総指揮: バリー・ベルナルディ  ベッティーナ・ヴィヴィアーノ  アレン・コヴァート 
             スティーヴ・コーレン  ロバート・スミゲル  ティム・ハーリヒー 
原案: ベン・ズーク 
脚本: スティーヴ・コーレン   アダム・サンドラー 
撮影: ディーン・カンディ 
プロダクションデザイン: ペリー・アンデリン・ブレイク 
衣装デザイン: エレン・ラッター 
編集: トム・コステイン 
音楽: ルパート・グレグソン=ウィリアムズ 
 ワディ・ワクテル 
音楽監修: マイケル・ディルベック   ブルックス・アーサー  ケヴイン・グレイディ 
出演: アダム・サンドラー ジャック/ジル
       ケイティ・ホームズ エリン                      アル・パチーノ アル・パチーノ
       エウヘニオ・デルベス         デヴィッド・スペード             ニック・スウォードソン 
       ティム・メドウス             アレン・コヴァート               ノーム・マクドナルド 
       ジェフ・ピアソン             ヴァレリー・マハフェイ           ダナ・カーヴィ 
       シャキール・オニール         マイケル・アーヴィン             ビル・ロマノウスキー 
       ジョン・マッケンロー         ビリー・ブランクス               ジョニー・デップ 
       ローハン・チャンド  
 
ジョニーが本人役で出てるというだけで、レンタルした作品です。
おかげで内容には関心がなくて(すみません…)
始まってからしばらくは、
どう見ても女装した男の人にしか見えないジルが、うざい…。
 
一卵性双生児のジャックは、家庭円満だし仕事でも成功していて、いわゆる勝ち組。
妹のジルは、恋人もなく母親と二人暮らしをしていた負け組。

ジャックがジルを疎ましく思うのは分からないでもない。
こういう身内がいたら、面倒だろうな~と思うもの(^^ゞ
自己チューというか、空気が読めないというか…。
 
ところが、そのジルを
ジョニー同様、本人役で登場のアル・パチーノが気に入ってしまったから大変。
ジャックはCMに彼を起用しようと思っていたから、
ジルを使って“YES”と言わせようと仕向けるわけです。
 
なぜアル・パチーノがジルを気に入ったか…。
周囲に囚われず、自分の気持ちに素直に生きるジルが愛おしく思えたんですね~。
自己チューというか無頓着と言うか、そう見える生き方が、
見方を変えれば素直で可愛いとなるわけです。
 
そうやってるうちに、どう見ても女装のおっさんにしか見えなかったジルが
可愛らしい女性に見えてくるから不思議(^^ゞ
 
彼女なりに必死に生きてるんだよねって思えてくるんです。
ジャックの子供たちがジルを好きなのが、何よりの証拠。
裏表のない素直な女性なんですよ。
 
そういう灰汁の強いジルを、女優さんが演じるのではなく
アダム・サンドラーが女装したことで、この作品の印象付けに成功してると思います。

母親を亡くしたジルは、兄のジャックしか頼る人がいない。
ジルの純粋で優しい性格を認めたジャックは、
ジルを受け止めることにします。
兄妹の絆を確かめ合うシーンは、分かっていても感動します(^^)
 
で、お目当てのジョニーの登場は、ほんの一瞬ですけど、
やっぱり巻き戻して観ちゃいますね~