外事警察 その男に騙されるな
外国人のスパイ活動や国際テロの脅威に対する警戒と捜査を行う警視庁公安部の諜報部隊“外事警察”にスポットを当て、その知られざる活動をリアルなタッチで描き評判を呼んだNHKの連続TVドラマを基に、そのスタッフ・キャストが再集結し、よりスケールアップしたストーリーで映画化したサスペンス・ドラマ。主演は渡部篤郎、共演にキム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、田中泯。監督はドラマ版に引き続き堀切園健太郎。
2011年。大震災の混乱が続く中、大学施設で原子力関連の極秘データが盗まれる。一方、朝鮮半島からは濃縮ウランが流出したとの情報がもたらされ、核テロの脅威が現実味を帯びる。住本健司たち外事四課では、5年前に韓国から来日し、日本人女性と結婚して日本国籍を取得した奥田交易社長・奥田正秀に疑いの目を向ける。そこで住本は奥田の妻・果織に近づき、協力者(=スパイ)として取り込むべく、彼女の弱みを徹底的に洗い出し、彼女が落ちるまで容赦なく追い詰めていく。<allcinema>
2012年上映時間 128分誰も手をつけられなかった“裏の世界”遂に映画化
ドラマ未見のまま、知り合いのススメもあって観てみました。
これがなかなか面白かった。
これがなかなか面白かった。
まあ仕方ないわね。
そういうところに文句を言わずに観ちゃうタイプなので、
というか、そういうことを考えてる暇がない。
そういうところに文句を言わずに観ちゃうタイプなので、
というか、そういうことを考えてる暇がない。
物語の進行がちょい複雑で、ついて行くのがきつい(^^ゞ
固有名詞で呼ばない国が登場。
韓国と朝鮮半島が出てくるので、それがあの国だろうと容易に想像できます。
その国から濃縮ウランが流出して原子爆弾が作られ、ソウルに落とされようとする。
外事警察の住本が中心となり、ソウル警察と手を組んでそれを阻止しようとする、
というお話。
韓国と朝鮮半島が出てくるので、それがあの国だろうと容易に想像できます。
その国から濃縮ウランが流出して原子爆弾が作られ、ソウルに落とされようとする。
外事警察の住本が中心となり、ソウル警察と手を組んでそれを阻止しようとする、
というお話。
阻止しようとする住本の手腕は、見事!というより呆気にとられます。
そこまでやっちゃうのかい!という強引さ。
というか、住本本人がそういう曲者なのです。
任務のためには平気で人を騙し、人を操る。
はっきりいって、何を考えているのかさっぱりわかりません。
そこまでやっちゃうのかい!という強引さ。
というか、住本本人がそういう曲者なのです。
任務のためには平気で人を騙し、人を操る。
はっきりいって、何を考えているのかさっぱりわかりません。
そんな住本に翻弄されて、
スパイもどきのように、住本の言うとおりに動く果織の痛ましさ。
スパイもどきのように、住本の言うとおりに動く果織の痛ましさ。
この果織。
あの国の科学者の娘なのか。
最後まで疑問を残しつつ終わります。
住本の手にかかると、何が本当で何が偽りなのかが分からなくなる。
見事な展開です。
あの国の科学者の娘なのか。
最後まで疑問を残しつつ終わります。
住本の手にかかると、何が本当で何が偽りなのかが分からなくなる。
見事な展開です。
ただ、ウラン流出から原爆投下と現実から遠い話題に、
なんだか漫画チックな感じに…(^^ゞ
科学者が死んで、パスワードが分からずにうろたえるシーンは、
ちょっと大げさな感じで、緊迫感というより…。
だってどうせギリギリのところでパスワードは分かるんだもん。
と思わせる様じゃだめかな~。
なんだか漫画チックな感じに…(^^ゞ
科学者が死んで、パスワードが分からずにうろたえるシーンは、
ちょっと大げさな感じで、緊迫感というより…。
だってどうせギリギリのところでパスワードは分かるんだもん。
と思わせる様じゃだめかな~。
果織を演じた真木よう子もいいんですよ~。
父親は母親と自分を捨てた。
そのおかげで過酷な人生を歩んできた。
父親に対して、そして自分の子供に対しての思い。
強烈な人物像を作り上げていて、
渡部篤郎とふたりで、作品を盛り上げていたのではないでしょうか。
父親は母親と自分を捨てた。
そのおかげで過酷な人生を歩んできた。
父親に対して、そして自分の子供に対しての思い。
強烈な人物像を作り上げていて、
渡部篤郎とふたりで、作品を盛り上げていたのではないでしょうか。
やっぱりこういうドラマは、さすがNHKというところでしょうか。