リピーテッド (2014)

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 S・J・ワトソンのベストセラー・ミステリー『わたしが眠りにつく前に』をニコール・キッドマン主演で映画化。共演はコリン・ファースマーク・ストロング。事故のせいで眠るたびにそれまでの記憶をなくしてしまうヒロインが、担当医だという謎めいた男の登場をきっかけに、献身的に支えてくれる夫との生活に疑いが芽生え始め、疑心暗鬼の中で不安と恐怖が増幅していくさまを描く。監督は「ブライトン・ロック」のローワン・ジョフィ。
 朝目覚めたクリスティーンは、ベッドに見知らぬ男性がいることに驚く。ところがその男性の説明によると、彼はクリスティーンの夫ベンで、彼女には事故の後遺症による記憶障害があり、毎朝目覚めるたびに前日までの記憶をなくしてしまうというのだった。ベンは、そんなクリスティーンを献身的に支えていたのだった。そこへある日、ベンの留守中に、担当医だと名乗る男から電話がかかってくる。彼は治療の一環としてベンに内緒で毎日ビデオ日記を撮影するよう指示してきたと告げ、その隠し場所を教える。さっそくビデオを再生したクリスティーンは、記憶障害の原因が事故ではなく、何者かに襲われたためだと知る。夫と医師の説明はまるで食い違い、何を信じていいか分からず混乱していくクリスティーンだったが…。<allcinema>
2014年 原題:BEFORE I GO TO SLEEP 上映時間:92分
製作国/アメリカ/イギリス/フランス/スウェーデン
眠ると消えてしまう記憶
“機能の私”からのビデオメッセージ
――その犯人を知るのは私だけ

監督:ローワン・ジョフィ
原作:S・J・ワトソン『わたしが眠りにつく前に』(ヴィレッジブックス刊)
脚本:ローワン・ジョフィ
音楽:エドワード・シェアマー
出演:
ニコール・キッドマン/クリスティー
コリン・ファース/ベン
マーク・ストロング/医師ナッシュ
アンヌ=マリー・ダフ/クレア
記憶障害の女性と、その夫と主治医。
純粋にストーリーを楽しむというより、
それがコリン・ファースマーク・ストリングだったりすると、
どっちが怪しいんだ~?
と思いながら観てしまう悲しさ…^^;

重箱の隅をつつけば、きっとつじつまの合わない部分はあるのかもしれないけど、
展開としてはそれなりに有りでした。

昨日と同じはずの一日が、少しずつ変化していき、
夫の様子や主治医の様子が違って見える。

いやいや、もしかしたら主人公のクリスティーンが何かしたのかもしれない。
と思わせる部分もあり、
最後までいろんな結末を予想しながら観ていました。

それはやはり役者の力ですよね~。
ニコール・キッドマンコリン・ファースマーク・ストリングも素晴らしい。
徐々に本性が見え出すコリン・ファースは、さすがです。

なので、役者のパワーで押し通された感じでした。

目が離せない展開の割に、ラストは何?
急に家族愛に包まれて、お涙ちょうだいになっちゃって違和感が…^^;
92分と短いので、人物描写など奥深さはなし。
きっと何度見てもすぐに忘れてしまうたぐいの作品かもしれませんが、
それなりに楽しめるました。

2015.5.29