IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)

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 不気味なピエロ“ペニーワイズ”と少年たちの対決を描いたスティーヴン・キングのベストセラー小説を「MAMA」のアンディ・ムスキエティ監督で映画化し、全米で記録的大ヒットとなりセンセーションを巻き起こしたホラー・サスペンス。子供の失踪事件が続く田舎町を舞台に、弟をさらわれた少年といじめられっ子の仲間たちが力を合わせて、ピエロの格好をした謎めいた存在に立ち向かっていくさまを、少年少女の瑞々しい青春ドラマを織り交ぜつつ、戦慄の恐怖演出で描き出す。主演は「ヴィンセントが教えてくれたこと」「ミッドナイト・スペシャル」のジェイデン・リーバハー。ペニーワイズ役には「シンプル・シモン」「アトミック・ブロンド」のビル・スカルスガルド。
 1988年、アメリカの田舎町デリー。町では子供ばかりが行方不明になる不可解な事件が続いていた。ある日、内気で病弱な少年ビルの弟ジョージーも1人で遊んでいる時に何者かに襲われ、道端の排水溝に姿を消してしまう。以来、弟の失踪に責任を感じていたビルはある時、見えるはずのないものを見てしまい恐怖に震える。やがて、眼鏡のリッチーや悪い噂のあるベバリーなど同じような恐怖の体験をしたいじめられっ子の仲間たちと協力して、事件の真相に迫ろうとするビルだったが…。<allcinema>

2017年 原題:IT 上映時間:135分 製作国:アメリ
子供が消える町に、“それ”は現れる。
監督:アンディ・ムスキエティ
原作:スティーヴン・キング
脚本:チェイス・パーマー キャリー・フクナガ ゲイリー・ドーベルマン
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:
ジェイデン・リーバハー/ビル
ビル・スカルスガルド/ペニーワイズ
ジェレミー・レイ・テイラー/ベン
ソフィア・リリス/ベバリー
フィン・ウォルフハード/リッチー
ワイアット・オレフ/スタン
チョーズン・ジェイコブズ/マイク
ジャック・ディラン・グレイザー/エディ
ニコラス・ハミルトン/ヘンリー
ジャクソン・ロバート・スコット/ジョージー

ホラーはご勘弁。と長く思っているので、
仲間内で作っている「シネマ部」のお題でなかったら絶対に観ていなかった作品。

観念しての鑑賞だったんだけど、こらが中々面白かった…!
ホラー要素を除くと「スタント・バイ・ミー」的、青春ドラマなのでした。

特殊な環境にある少年少女が、現実ではない‘それ’と向き合い強くなっていくお話。
確かにペニー・レインは怖い。
ゾクッとする登場シーンは何度かあるけど、
それでも直視できない程ではありませんでした。

弟を亡くしたビルを中心に、大人から見ればはみ出し者の子どもたちが、
それぞれの抱えたトラウマに立ち向かい、
事件解決に挑もうとする姿は、頑張れ!と応援したくなるほど。

ピエロは怖いしお化け屋敷も怖いけど、現実がもっと怖いということか。

続編もあるようで、大人になった彼らの活躍も期待したいと、
ホラーが苦手なのに思ってしまう作品でした。