ユダヤ人を救った動物園 ~アントニーナが愛した命~(2016)

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 ダイアン・アッカーマンのベストセラー・ノンフィクション『ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語』を「ゼロ・ダーク・サーティ」「クリムゾン・ピーク」のジェシカ・チャステイン主演で映画化した感動ドラマ。ナチス占領下のポーランドで300人ものユダヤ人の命を救った動物園の園長夫婦の信念と勇気を描く。共演はヨハン・ヘルデンベルグダニエル・ブリュール。監督は「クジラの島の少女」「スタンドアップ」のニキ・カーロ。
 1939年、ポーランドワルシャワ。夫のヤンとともにヨーロッパ最大規模のワルシャワ動物園を運営するアントニーナ。すべての動物たちに深い愛情を注ぎ、献身的に世話をしていた。そんな中、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発、動物園の存続が危うくなる。そこへヒトラー直属の動物学者ヘックが現われ、“希少動物を救いたい”と申し出る。一方でユダヤ人は次々とゲットー(ユダヤ人強制居住区)に連行され、見かねたヤンは、動物園に彼らを匿おうと考える。自分たちの命さえも危険に晒す夫の提案をためらうことなく受け入れ、全力でサポートしていくアントニーナだったが…。<allcinema>

2016年 原題:THE ZOOKEEPER'S WIFE 上映時間:127分
製作国:チェコ/イギリス/アメリ
ユダヤ人300名を動物園に匿い、
その命を救った勇気ある女性の感動の実話

監督:ニキ・カーロ
原作:ダイアン・アッカーマン
ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語』(亜紀書房刊)
脚本:アンジェラ・ワークマン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:
ジェシカ・チャステインアントニー
ヨハン・ヘルデンベルグ/ヤン
ダニエル・ブリュール/ヘック

2018年1本目。
新年早々ちょっと暗いかなと思ったけど、やっぱり観たい作品だったので劇場鑑賞。

いろんなところでいろんな人が、ユダヤ人を救おうと尽力したのだと知る作品の一つ。
今回の場所は動物園。
戦争中、動物園がどうなっていくかは容易に想像できます。
それは辛い現実だけど、
その後、その動物園で行われたことは想像を超えていました。

アントニーナはもちろんだけど、夫の行動力に圧倒されました。
妻とドイツ人動物学者との関係を疑いつつ、
ゲットーからユダヤ人を救う活動に加わっていく姿は、
危険を顧みない強さを感じました。

動物園で匿い、逃がした多くのユダヤ人が助かったことは本当に素晴らしい。

ジェシカ・チャステインは最近活躍してますね~
あちこちで見かけるようになりました。
ドイツ人動物学者役のダニエル・ブリュール
ドイツ人役としてちょいちょい見かけます。
また?と思うこともしばしばですが…

強い信念のもと行動した園長夫婦の活躍があり、
戦後、動物園が再開されたことは嬉しかったです。