モリーズ・ゲーム (2017)

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 オリンピック候補のトップアスリートから一転、わずか26歳でセレブ相手の高額闇ポーカーの経営者となるも、ついにはFBIに逮捕されてすべてを失った女性モリー・ブルームの驚きの実話を、「ソーシャル・ネットワーク」「スティーブ・ジョブズ」などで知られる気鋭脚本家アーロン・ソーキンが自ら初監督も務めて映画化した実録クライム・ドラマ。主演は「ゼロ・ダーク・サーティ」「女神の見えざる手」のジェシカ・チャステイン、共演にイドリス・エルバマイケル・セラケヴィン・コスナー、クリス・オダウド。
 女子モーグルのトップ選手として活躍していたモリー・ブルームは、五輪目前の大事な国内予選で転倒して重傷を負い、五輪どころか選手生命も絶たれてしまう。その後、LAで1年間の休暇をとることにしたモリーは、ひょんな成り行きからハリウッド・セレブやビジネス界の大物たちが高額を賭けて遊ぶ非合法のポーカー・ゲームでアシスタントをするようになる。そこで違法賭博のイロハを学んだモリーは、数年後には自ら地下カジノの運営に乗り出し、たちまち成功を収めるのだったが…。<allcinema>

2017年 原題:MOLLY’S GAME 上映時間:140分 製作国:アメリ
セレブを虜にしたのは、華麗なる破滅。
監督:アーロン・ソーキン
原作:モリー・ブルーム
脚本:アーロン・ソーキン
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:
ジェシカ・チャステインモリー・ブルーム イドリス・エルバ/チャーリー・ジャフィ
ケヴィン・コスナーモリーの父 マイケル・セラ/プレイヤーX
ジェレミー・ストロング/ディーン クリス・オダウド/ダグラス
ビル・キャンプ/ハーラン

怒涛のように押し寄せる台詞に、字幕を読むことに必死になる前半。
なぜトップアスリートがポーカーゲームに手を出すのか、
分かりやすく解説されていきます。

彼女は悪人ではなく、全うな運営者だったような気がします。
熱くなって負けが込んだプレイヤーや
カモにされたプレイヤーを止めようとするんですが、
その辺りはアスリートとしての気質からかなあと思ったりしました。

トップアスリートとしての人生と、転落の人生と、
それだけを描いているように見えて、実は家族の話だったという展開です。

最終的に、彼女を形成したのが父親だったというオチにびっくり。
父親役にK.コスナーを持って来たのは、それだけ重要な位置だったのか…。
と納得した次第です。

最近よく見かけるJ.チャスティン
波乱万丈な人生を生きる女性を演じることが多いですけど、
ちょっと落ち着いた役どころも観たいかも~