フレンチなしあわせのみつけ方


パリの自動車販売会社に勤めるヴァンサンは、不動産会社で働く妻ガブリエルと
小学生の一人息子ジョゼフの3人暮らし。
傍目には誰もが羨ましがるような温かい家庭を築いている。
しかし最近、ヴァンサンはエステティシャンの愛人を作っていた。
一方、ヴァンサンの友人でホテルに勤めるジョルジュは
妻ナタリーと夫婦ゲンカが絶えず、いつも険悪な雰囲気。
また、もう一人の友人で独身貴族のフレッドは女性関係が活発だ。
そんな三者三様の人生だが、
ある日、ガブリエルとヴァンサンの愛人がレストランで鉢合わせしてしまう…。

フランス映画です。
最初っから軟派するシーンだし、すぐさま濃厚なキスシーンだし・・・。
でも、フランスの風景やアパルトマンの内装など、お洒落で素敵なんですよ!

そんな中で、3組の夫婦(カップル)の結婚観・恋愛観が描かれていて、
国を越えて、悩みはおんなじなんだな~と感じてしまいます。

で、ガブリエルがCDショップで同じCDを視聴する《見知らぬ男》役で
ジョニーが出演しているのです。
これは、【パイレーツ~】が終わった直後に出演しています。
スーツにネクタイ、トレンチコートを着たジョニーは
何もしていないのにカッコいいんです!
ガブリエルはこの《見知らぬ男》を無意識に追いかけてしまう・・・。
そんな気持ちになってしまうのも頷ける・・・!

映画のラストで、再度登場のジョニーは、
フランス語で少々会話をし、そしてアパルトマンのエレベーターで
ガブリエルと幻想的なシーンを演じてます。

あ~!なんと不思議な人なのでしょう!
とっても悩ましい人なのでありました。

・・・で、作品自体はどうだったかというと、
見終わった後に恋愛や結婚について、ちょっとだけ考える・・・。
そんな作品です。