プレステージ

解説: クリストファー・プリーストの人気小説を、『メメント』のクリストファー・ノーラン監督が映画化した壮大な人間ドラマ。
かつて友人同士だった男たちが、奇術によって運命を狂わせていく様をスリリングにみせる。
互角の実力を持つマジシャン役を『X-メン』シリーズのヒュー・ジャックマンと、『バットマン ビギンズ』のクリスチャン・ベイルが熱演。
それぞれに趣向を凝らしたトリックで相手を追い詰めていく過程に興奮する。
ヒロイン役にふんするスカーレット・ヨハンソンの魅惑的な衣装にも注目。

若く野心に満ちたロバート（ヒュー・ジャックマン）とアルフレッド（クリスチャン・ベイル）は、マジシャン（マイケル・ケイン）の助手をしていた。
ある晩、舞台の事故でロバートの妻が亡くなったことが原因で二人は敵対するようになる。
その後、彼らは一流のマジシャンとして名声を得るが、その争いは次第に激しさを増す。
（シネマトゥデイ）

ただ単に、デヴィッド・ボウイの名前を見つけてから、
それだけの目的で、出かけていった作品ですが、
『面白かったよ～』と親戚の子に言われてたので、それなりも期待もあり･･･。

最初は、コマ割が細かくて、場面転換が多かったり、
時間の流れが良く掴めなかったり、
誰が誰なのか、必死になって不安になってなけど、
突然、パーッと開けたみたいに全貌が見えてきました。

その後は、スピーディな展開が、飽きさせずに見せてくれます。

ベースにある【運命のトリック】が、結末を導くわけだけど、
これが中々どうして！というトリックなのだ。

結局･･･。

マジックに見入られてしまった二人の男が、マジックに人生を賭けて
そしてマジックで人生を狂わせてしまう。

それだけのことです。

でも、それだけのことを、野望や愛情と言ったもので色付けして仕上げた
見ごたえのある作品になってます。

最後の大掛かりなイリュージョンは、いったい何が起こった！？
と言う感じの物ではあります。
トリックというより、科学！？

まあ、突っ込まずにスルーしましょう。

ヒュー・ジャックマンは、憂いを帯びた役で、カッコ良かったです。

そして肝心のデヴィッド・ボウイですが。

おじさんというより、おじいさんの域に達してました。
黒髪に口ひげ。
ちょっと見ただけでは、彼とは分からないくらいです。

久々の登場ですが、今後の活躍も期待しております♪