傷だらけの男たち

http://ca.c.yimg.jp/movie/2007072807/img.movies.yahoo.co.jp/pict/article/f9/31/20070521016fl00016viewrsz150x.jpg
大ヒット作『インファナル・アフェア』シリーズを手がけたチームによる、心に深い闇を抱えた男たちの人生を描いたヒューマンドラマ。
かつて上司と部下だった二人の刑事の日常が、ある殺人事件をきっかけに交錯していく様を見せる。
対照的な主人公を熱演するのはアジアのトップスター、『2046』のトニー・レオンと『ウィンター・ソング』の金城武。
本作はディカプリオ主演でハリウッドでのリメイクも決定している話題作。

2003年のクリスマス、ポン(金城武)が凶悪犯を逮捕した晩に、彼の恋人は自殺を図り還らぬ人となる。3年後、酒浸りの日々を送っていたポンは、刑事を辞めて私立探偵になっていた。
彼の元上司のヘイ(トニー・レオン)は富豪の一人娘スクツァン(シュー・ジンレイ)と結婚し、
幸福な生活を送っていたが、ある日、義父が何者かに惨殺され……。 (シネマトゥデイ

金城武主演と聞いて、絶対に観るぞ!と思っていた作品でした。

何となくの流れは、事前の情報で知っていたので、
金城武の、一皮剥けた、大人の演技に注目していました。

確かに、実際にお酒を飲んでの演技だったということで、リアルな感じはしました。
まあ、飲んでても飲んでなくても、酔った演技をするのは
役者さんの力量が問われることでしょうけどね。

それはさておいて…。

こんな風進んでいくのかな?
と、ちょっと先読みしながら観てましたが、
こういう作品は、『今』を観ていく方が楽しめる気がしました。

肩透かしを食らったり、やっぱり!と思って観るのは、私の映画の観方ではないようです。

なので、サスペンスとしてどうなのか、評価は難しいです。

でも、予想通りの展開といえば、そうでしょう。

そういう謎解きを楽しむより、二人の男たちを楽しんだ方が、良いような気がします。
もっともっと、男臭い二人が見たかった!というのが本音ですが…。

それにしても、いつの時代でも、どこの国でも、
女は男に振り回されることで、愛されてると感じるんでしょうか。

自分で男を振り回すなんて、一握りの女性だけかな。
なんて…。

今はひと時、いい男達に酔いましょう!