地下鉄に乗って

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浅田次郎の同名原作を篠原哲雄監督が映画化したファンタジー・ストーリー。地下鉄の不思議な出口を通じて、過去へとタイムスリップしてしまった主人公が、若き日の父と出会うことで、確執を抱えたままの父と和解していく姿を描く。主演は「ALWAYS 三丁目の夕日」の堤真一。

43歳の営業マン、長谷部真次はある日、父が倒れたという連絡を受ける。
真次は父に反発して高校卒業と同時に家を出て以来一度も会っていなかった。
そんなことを考えながら地下鉄の地下道を歩いていた彼は、前方を横切る男性に亡き兄の面影を見て、
思わずあとを追うのだったが…。(TSUTAYA DISCAS)


邦画つながりでもう一本。


これは映画になると聞いて、原作を読みました。
けど結局、映画は観ずにDVD鑑賞となりました。

あんまり皆さんの評価がよくなくて…。

実際に観て見ると…。
そうでしょうね~。という感じの仕上がりでした。


時間の移り変わりが、文章で読むのと違って、とても陳腐な感じがしました。

物語自体も、タイムトラベルを題材にしてますから、
真剣にその部分だけをとらえたら、笑ってしまいます。
そんなこと、あるわけないじゃない…という具合に。

でも、それを大人のファンタジーとしてとらえると、素敵なお話なのです。

が、映像が申し訳ないけどお粗末なのが原因なのでしょうか。
感動作品なのに、何故だか失笑してしまうのです。

ほんとに、残念な仕上がりでした。

原作を越えられませんでしたかね…。


それにもうひとつ。
キャストにも問題はありませんでしたでしょうか。
大沢たかおって好きなんだけど、今回の役はどうでしょう・・・?
"みちこ"は、映像になって『こんな感じ!』と思いましたけどね。



原作の感想はこちら→メトロ