ザ・シューター/極大射程

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アメリ海兵隊の凄腕スナイパーがライフルを手に国家的陰謀へ立ち向かう迫力のアクション・サスペンス。原作は『このミステリーがすごい!』で1位に輝くなど日本でも大きな話題を集めたスティーヴン・ハンターの傑作スナイパー小説『極大射程』。監督は「トレーニング デイ」のアントワーン・フークア。主演は「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグ。

アフリカの小国エリトリアで相棒のドニーと偵察任務に就いていた米海兵隊の敏腕狙撃手ボブ・リー・スワガー。しかし、両軍の衝突が拡大、不測の事態に司令部は敵陣に取り残された2人を見捨てて撤収、混乱の中でドニーは命を落とす。3年後、スワガーは一線を退き、愛犬サムとワイオミングの山中で隠遁生活を送っていた。そんなある日、彼の元に退役したアイザック・ジョンソン大佐とその部下たちが訪ねてくる。そして、遊説を予定している大統領の暗殺が企てられていると語り、スワガーの経験から犯人が狙撃を計画している都市を特定してほしい、と要請してくるのだった。やがて、その都市をフィラデルフィアに絞り、演説の当日、現場で監視にあたるスワガーだったが…。(allcinema)


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好きなタイプの作品です。
退役した敏腕狙撃手が主役。
アクション満載。
そして隠された陰謀。

隠された陰謀が何なのかは、告白されるまでわかりませんが、
この人が味方になってくれるっちゃないかな~、とか
こいつがワルやね~、とか、(九州弁ですが)
そういう部分は、ハッキリ見えるので、
ドキドキ感はないのですが、安心して観て行けます。


それにしても…。

法で裁けないことを銃で裁く。

こういうことは、映画の中だけにしてほしいですね。
なんて思ってしまう、ちょっとシビアな結末です。


最近観た【ボーン・アルティメイタム】も似たタイプの作品なのですが、
こちらはすっきり感がありました。

かっこいい~!と単純に思えました。


なぜ煮え切らないのか…。

隠された陰謀が、絵空事ではなかったからでしょうか。


現実も、理不尽な世の中かもしれません。
必ずしも正義が勝つわけではなく…。

いやいや…。
そんな風に思ってはいけませんね。

何はともあれ、
悪を倒していく狙撃手の見事さを観たい方、
サポートするFBI捜査官を演じたマイケル・ペーニャとの絡みを観たい方、
いかがでしょう。