アルフィー

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マイケル・ケイン主演で66年にヒットした同名コメディを「クローサー」「コールド マウンテン」のジュード・ロウ主演でリメイク。舞台をニューヨークに移し、都会の女性たちを相手に次々とおしゃれな恋を楽しむ英国人プレイボーイのお気楽な独身生活の行方を、コミカルかつシニカルなタッチで描く。オリジナル同様、ミック・ジャガーデイヴ・スチュワートが手掛けた主題歌が話題に。
 極上の女性たちを射止めようとイギリスからニューヨークへやって来たハンサムなプレイボーイ、アルフィー。彼はリムジンの運転手に就く一方で、様々な境遇の女性たちとアバンチュールを楽しんでいた。アルフィーは今もたびたび人妻ドリーと会い、シングルマザー、ジュリーのもとへ押しかけ、親友マーロンの彼女ロネットにも手を出してしまう始末。さらに超リッチな年上のビジネスウーマン、リズから誘われ、舞い上がるアルフィー。そんな彼はクリスマスのパーティで、ブロンド美女ニッキーと運命的な出会いを果たすのだが…。(allcinema)

誰かを本気で愛したこと、ありますか?

2004年作品



コメディと言う括りになるのでしょうし、そのつもりで観てたのですが…。

最後は深かったですね~。


遊び人のアルフィーが、気がついたらそばに誰もいなくなって、
自分の生き方を振り返る…。と言うお話です。

ジュード・ロウ目当てで観ました。
深刻な役が多かったので、意表を突くキャラクターでした。


人生、その日が楽しければいい、
そんな風に生きていけたらどんなに楽か。
人との関わりも、重くなったらアウト。
切り捨てていく…。


でも、生きていく上で、それではダメなんですよね。

いろんな意味で、閉ざしている人には、
やっぱり閉ざされた関係しか築けなくて…。


でもアルフィーは、そこに気づいたんです。

大事な人がいたということ。
本当に大事な人には、開いて接っすることが必要だと。


前半を笑顔で突っ走ったジュード・ロウが、
後半に見せる苦悩の表情や涙が良かったです。



'66年作のオリジナルがあるようです。


ジュード・ロウの笑顔が見たい方、
バカな男(言い過ぎ?)を観たい方、いかがでしょう。