コンクール

        

コンクール予選会に生徒が出たので、付き添いで行ってきました。

当日って、本人に「頑張れ!」と声をかけることしかできないんですよね。
演奏は、年齢やキャリアに関係なく、
誰もが一人でステージに上がらなくてはいけないのです。

厳しい世界です。


今日参加した生徒は小学校4年生のまゆちゃん。

上限が小学校6年生というコースです。

身体が華奢で、指も細くて、体力的なハンデはかなりあったと思います。
おまけに風邪をひいていて、
本人もお母様も大丈夫だとは言ってたけど、
元気がでずに、踏ん張りが利かなかったようです。


ただ楽しければいいというのではなく、優劣がつくコンクール。

まゆちゃんは悔しかったのか、周囲の演奏に圧倒されたのか、
心なしか目が潤んでいたようです。


こんなことでくじけないでほしいな~。

悔しいからもう一度! と思ってほしい。

本番の演奏は確かに残念だったけど、
今までの頑張りは素晴らしかったし、成長したと思うんです。


小4のまゆちゃんに、その辺りが伝わるでしょうか。

先生は全然平気だから、まゆちゃんも負けるな!
と言ってみましたけど…。


次のレッスンで、元気に会えると信じましょう。