アジアンタムブルー

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大崎善生の同名ベストセラーを阿部寛松下奈緒主演で映画化した切ないラブ・ストーリー。ある日突然、恋人が病魔に冒され、残されたわずかな時間を美しい街ニースで過ごすことを選んだ一組の男女の姿を優しく見つめる。監督はTVドラマを中心に活躍する藤田明二。
 エロ雑誌の編集者、山崎隆二は、SM女王のユーカに紹介され、新進のカメラマン、続木葉子と出会った。彼女はなぜか水溜まりばかり撮り続けていた。しかし、その写真の透明感と葉子自身の不思議な魅力に隆二は次第に心惹かれていく。やがて2人は再会し、深く愛しあうようになる。幸せな日々が永遠に続くかに思われたある日、葉子に末期ガンが見つかる。そして、宣告された余命はたった1ヶ月。隆二はすべてを捨て、彼女が憧れていた地、ニースへと2人で旅立つ決意をする。(allcinema)


あなたがくれた、
いちばん
美しい時間

2006年作品



「歳を取ると、元気な映画が良くなるね~」
と、母がよく言っていたのですが、
なんとなくわかる気がしてくる年齢になったのでしょうか!?


映像が綺麗らしいということで、
ラストは悲しいと知っていてもレンタルしたのですが…。


生きることに投げやりな男と、
寂しげな表情の女の恋愛を描いています。

その設定もいけないんでしょうね~。


全編に重苦しさが漂っていて、時間の流れが苦しい…。
タイトルにもなっている植物「アジアンタムブルー」も、
その奇跡の強さが語られていたにもかかわらず、
男は最後まで無気力にしか見えず…。


せっかくニースへ行ったというのに、
映像もなんだか貧相で(ごめんなさい!)楽しめません。



基本的に、
スプラッタ系やホラー物以外は何でも観るし、
ラブストーリーなんて大好きなのですが。

この作品からは、
ラブストーリーの素晴らしさも感じられず、
元気ももらえずに観終わりました。


悲しい作品が嫌いなわけではないけど、
どうせ観るなら元気になれるのがいいな~と思いました。