インサイドマン

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「マルコムX」の監督・主演コンビ、スパイク・リーデンゼル・ワシントンが再びタッグを組んだクライム・サスペンス。銀行に人質を取って立てこもった頭脳明晰な犯人と捜査官たちの息詰まる攻防がスリリングに展開する。共演は「クローサー」のクライヴ・オーウェンと「フライトプラン」のジョディ・フォスター。
 狡猾な男ダルトンラッセル率いる4人の銀行強盗グループが、白昼のマンハッタン信託銀行を急襲、従業員と客を人質に取り立てこもる。事件発生の連絡を受け、NY市警のフレイジャーとミッチェルが現場へ急行。しかし、周到な計画のもと俊敏に行動する犯人グループを前に、フレイジャーたちも容易には動きが取れず膠着した状態が続く。一方、事件の発生を知り激しく狼狽するマンハッタン信託銀行会長のアーサーは、やり手の女性弁護士マデリーンを呼び出すと、ある密命を託し、現場へと送り出すのだった…。(allcinema)


それは、一見誰が見ても完璧な銀行強盗に思われた…。

2006年作品


面白いのか面白くないのか、よく分らない作品でした。

キャストは豪華だけど、充分に活かされてない気がしました。


銀行強盗だけど、なんとなく怪しい感じはしてました。
まず、クライブ・オーエンが犯人?
と思ってしまうのです。

ジョディ・フォスターだって、単なる弁護士じゃないよな~、と思うのですが、
このふたり、いったい何者で、何が目的なのかがイマイチ掴めない。


誰も死ななかったし、誰が犯人なのか分からないようにするアイディアなどは、
中々だとは思うのですが、
結末まで観ても、何を盗みたかったのか、何故盗んだのか、
目的が分からないんです。


デンゼル・ワシントンは、頭の切れる刑事でした。
犯人の意図するところを見抜いて行くのですが、
さて、この後どうなったか…。


銀行強盗を見せながら、実は過去の遺物を引きずり出す、そんな内容です。


濃いキャストでありながら、それほど濃くない仕上がりです。

豪華なキャストを楽しみたい方、いかがでしょう。