最後の初恋

イメージ 1 「運命の女」以来の共演となるリチャード・ギアダイアン・レイン主演で贈る大人のラブ・ストーリー。「きみに読む物語」のベストセラー作家ニコラス・スパークスの同名恋愛小説を映画化。それぞれに悩みを抱えた中年の男女が運命的に出会い、互いを共感するうちにいつしか惹かれ合っていく恋の行方を、切なくもロマンティックに描く。
 浮気で家を出ていった夫や反抗的な思春期の娘など家庭の問題に悩まされているエイドリアン。そんな日々に疲れ果てていた彼女はある時、友人が経営する小さなホテルを5日間だけ手伝うことになり、ノースカロライナの海辺の町ローダンテにやって来る。季節外れのリゾート地に宿泊予定の客は高名な外科医のポール・フラナー一人だけ。一見、横柄で無愛想なポール。だが実は彼も家族の問題を抱えていたのだった。互いの事情を知ると共に心を開き、次第に想いを寄せていくエイドリアンとポール。こうして2人の関係は、滞在3日目に訪れた嵐と相まって急接近するのだが…。(allcinema)


原題:NIGHTS IN RODANTHE

製作国 アメリカ/オーストラリア

初公開年月 2008/09/27



リチャード・ギアダイアン・レインという組み合わせなので、
劇場に行きたかった作品です。


ある程度の歳を重ねると、自分のことだけ考えていけばいい、
というものではないのですよね。
ましてや家族がいれば、自分のことは後回しになってしまう…。
そんな友人は、私の周りにもたくさんいます。


そんな時に、ちょっとカッコいい男性が現れたら…?
自分だけを見つめてくれる人が現れたら…?

たとえどんなに歳を重ねていたって、異性にときめきたいじゃないですか。

そんな風に思えるほど、心が通じ合ったエイドリアンとポールの姿は羨ましかった!


もう一度出会うために別れる、というシーンは、大人っぽく甘過ぎないのですが、
そこにちょっと嫌な感じも漂いました。
その嫌な感じは、当たってしまうのですが、
手紙をやり取りするふたりは、本当に相手を想っているということが伝わります。
エイドリアンは、どんどん綺麗になって輝いていきます。

その変化は、さすが女優さんです。
届かなかった手紙を読みながら涙するシーンは、彼女の悲しみが伝わって泣けました。

そしてその悲しみを癒してくれたのが、反抗期真っ最中だった娘のアマンダでした。
こういうときは、同姓だから痛みを共有できるんでしょうね。
泣き崩れるエイドリアンに寄り添うアマンダの姿はとても微笑ましく、
その優しさで、エイドリアンも立ち直っていきます。
素敵な母娘関係…。


ふたりが出会った海辺のホテルがとっても素敵なんです!
こんなホテルで過ごしてみたいと思いました。
嵐のときは遠慮したいですが…(^^;


ギア様は、いつものようにかっこよいです。
ポールのこともちゃんと描かれていますが、今回はダイアン・レインの映画でした☆