フィッシュストーリー

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人気作家・伊坂幸太郎の同名短編を、「アヒルと鴨のコインロッカー」に続いて中村義洋監督が映画化した爽快ファンタジック・ヒューマン・ストーリー。発売当時誰にも見向きもされなかった1つの曲が、巡り巡って地球滅亡の危機を救う、という奇想天外な物語を、一見関連のなさそうな複数のエピソードで紡いでいくひねりの利いた構成で鮮やかに描き出す。
 2012年。彗星の衝突まであと5時間と迫った地球。世界の終わりを目前に、いつもと変わらぬ様子のレコード店。そこに流れていた曲は『FISH STORY』。それは、1975年、あまりにも早すぎたばかりに全く売れぬまま姿を消していったパンクバンド“逆鱗”がレコーディングした最後の1曲だったのだが…。(allcinema)


きっと、つながる

2009年 製作作品

監督: 中村義洋
原作: 伊坂幸太郎 『フィッシュストーリー』(新潮社刊)
脚本: 林民夫
音楽プロデューサー: 斉藤和義
出演: 伊藤淳史 高良健吾 多部未華子 濱田岳 森山未來 大森南朋 渋川清彦 大川内利充
    眞島秀和 江口のりこ 山中崇 波岡一喜 高橋真唯 恩田括 石丸謙二郎 中村有志




TSUTAYAから送られてきたDVD。
はて?これは何で観たいと思ったのかな…?

『原作:伊坂幸太郎』が気になったんでした…(^^ゞ


2012年。
彗星が地球に衝突するまであと僅か…。

1975年。
パンクバンド"逆鱗”が『FISH STORY』を作るまで。

1982年。
いつか世界を救うを予言された、気弱な大学生。


2009年。
正義の味方になりたかったフェリーのコックと、
修学旅行でフェリーを折り損ねた女子高生。


まったく繋がりのない人たちが、
『FISH STORY』という曲を通して繋がっていきます。



一つずつのエピソードは、繋がっていくと分からずに観ると、
何が起こっているのが分からなくて集中力に欠けました。

ところが、全部繋がっていると分かると、
なんともユニークなお話ではないですか♪
後半は引き込まれました。


地球を救う様な規模のものでなくても、
出会った人や、出合った音楽で人生が変わることはあるかもしれませんね。

そんなことを思いました。


ばかばかしい話かと思いきや、
すべてが繋がった時の爽快感はたまりませんでした。

そしてもうひとつ、
『FISH STORY』という小説にまつわるエピソードも登場し、
構成力の見事さを感じました。

原作読むと、もっと面白いかもしれませんね~。


最後に、
『FISH STORY』の曲に乗せて、バラバラだった時代を順に見せてくれるので、
解決編として確認ができて納得できます。



『FISH STORY』という意味をご存知ですか?
知ってると見方が変わるかも、ですね(^^)