Disney'sクリスマス・キャロル (2009)

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文豪チャールズ・ディケンズの古典的名作を、「ポーラー・エクスプレス」「ベオウルフ/呪われし勇者」のロバート・ゼメキス監督が、パフォーマンス・キャプチャーと3D技術を駆使して完全映画化したヒューマン・ファンタジー。金の亡者スクルージが3人のクリスマスの霊に連れられて体験する不思議な時空の旅を通じてこれまでの人生を見つめ直していく姿をかつてない映像世界によって描き出す。主演を務めるジム・キャリースクルージの他、3人のクリスマスの霊など全7役をこなしている。
 19世紀半ばのロンドン。金貸業を営むスクルージは、金がすべての嫌われ者。クリスマス・イヴだというのに貧しい人への寄付をはねつけ、“貧乏人が死んでも構わない。余計な人口が減るだけだ”と悪態をつく始末。そんな彼の前に、7年前に死んだ共同経営者マーレイの亡霊が現われる。彼は怯えるスクルージに対し未来への警告を発し、その運命を変えるために3人の霊がやって来ると言い残して姿を消す。やがて一人目の霊が現われ、スクルージを過去のクリスマスの日々へと連れ出す。そこで彼が目にしたのは、少年から青年時代にかけての、夢を抱き優しい心を持っていたスクルージ自身の姿だったのだが…。(allcinema)


未来は、まだ変えられるかもしれない…

彼の名前はスクルージ
金がすべての、嫌われ者。


監督: ロバート・ゼメキス
原作: チャールズ・ディケンズ
脚本: ロバート・ゼメキス
視覚効果監修: ジョージ・マーフィ
音楽: アラン・シルヴェストリ
出演: ジム・キャリー スクルージ/過去・現在・未来のクリスマスの霊
    ゲイリー・オールドマン マーレイ/ボブ・クラチット/ティム少年
    ロビン・ライト・ペン ベル
    コリン・ファース フレッド
    ボブ・ホスキンス フェジウィッグ/ジョー老人
    カラム・ブルー
    ダリル・サバラ
    フェイ・マスターソン
    レスリー・マンヴィル




そういえば読んだことなかったな~。
そんなことを思いながら、出かけてきました。

3D版と通常版と、どちらを観るか悩んだんですが、初体験して来ました。
メガネをかけると、鼻や耳に違和感が…。
最初は画面に集中するのに苦労しました(^^ゞ


3Dでの【アリス・イン・ワンダーランド】予告編もありました。
立体感に感動しますね~。
初めての感覚でした。
手が届きそうな感じですよね。


クリスマスの精神を物語る内容です。
お金にしか興味がなかったスクルージが、己の姿を客観的に見ることで、
「クリスマスおめでとう!」と言えるようになるまでのお話です。


3Dの臨場感が凄いのです。
遠近感が出て、雪が舞うと、手を伸ばしてそれを受け止めたくなるほどです。
空を飛んだり、勢いよく落ちて行くシーンに、
高所恐怖症の私は、居心地が悪くなる始末…。


キャストを確認して観るとよかったかな、と反省。
ひとりで何役もしてるんですね。


決して子供向けの作品ではありません。
クリスマスの精霊・現在の精霊が見せるのは、自分が他人にどう見られているか、ということ。

静かに死んでいくこともできないなんて知ると、
これは怖いですね~。


道徳的な面も多い内容ですけど、
人間いくつになっても変われるんだ~と解釈すると、子供にはちょっと退屈かもしれませんね。

けっこうダークな色合いですし(^^ゞ


3D版は吹き替えです。
3Dで字幕はきついのかな~と思ったら、
【アリス・イン・~】の予告も吹き替えでした。
ジョニーの声が聞けな~い!?


俳優さん本人の声を聞きたい派なので、
通常版でのジム・キャリーの声優振りもよかったようで、そちらも気になりますね。



雪降るクリスマスに、もう一度観たいかな♪