ティンカー・ベル

イメージ 1世代を超えて語り継がれる不朽の名作『ピーター・パン』に登場する人気キャラクター、“ティンカー・ベル”を主人公にしたファミリー・アニメーション。ネバーランドにある妖精の谷“ピクシー・ホロウ”を舞台に、ピーター・パンと出会う前のティンカー・ベル誕生に秘められた物語を描く。ディズニー・アニメでは言葉を話すティンカー・ベルは本作が初登場となる。
 ネバーランドにある妖精の谷“ピクシー・ホロウ”には様々な妖精たちが暮らしていた。メインランド(人間界)の赤ちゃんが初めて笑うとピクシー・ホロウにも妖精が一人誕生する。そしてここにまた一人、かわいい女の子の妖精が誕生した。彼女はもの作り(ティンカー)の才能が認められ、ティンカー・ベルと名付けられた。そして、他の妖精たちが使う道具の製作や修理の仕事を任されることに。外の世界に興味津々のティンカー・ベルだったが、もの作りの仕事をする妖精はメインランドに行けないと知り大ショック。そこで、何とかしてメインランドに行く方法はないかと、その方策を考えるティンカー・ベルだったが…。(allcinema)


2008年 アメリ
TINKER BELL

監督: ブラッドリー・レイモンド
製作: ジャニーン・ルーセル
キャラクター創造: J・M・バリー
原案: ジェフリー・M・ハワード ブラッドリー・レイモンド
脚本: ジェフリー・M・ハワード
音楽: ジョエル・マクニーリイ




とにかく色彩が綺麗でした。
それはもう感動の一言です。

冬から春になるラストの映像は、あまりの鮮やかさに見惚れてしまいました。


物作りの才能を持ちながら、それを認めたくない。
暗い作業所での作業は地味で単純で、ちっとも楽しくない。
水の精たち自然をつかさどる妖精の仕事は、華やかでやりがいがあるし
それになにより“メインランド”に行けるのです。

“メインランド”
つまりは人間の世界のことで、
妖精たちはこの“メインランド”のために働いているのでした。

好奇心旺盛なティンクは、その“メインランド”に行きたくて、
ティンクはほかの妖精と才能の交換をしようと頼み込み、
試してみるのですが…。


自分の才能を誇れない。
自分のことがわからない。
そんなティンクに共感する人も多いかもしれませんね。

実はティンクは、最初っからその才能を発揮していました。
洋服を自分に合うように直したことは、その表れだったと
後で思い返しました、

自分が気がつかなくても、才能って身近にあるのかもしれません。


どうしようもないティンクが大失敗の後に成長するなど、
展開に奇抜なことはありませんが、
それでも、成長するティンクを見守る、母親のような気持ちになってしまいました(^^ゞ


実写でもアニメでも、とにかく映像の鮮度が上がって
ただただ驚くばかりです。


嫌な子だったティンクの成長とともに、色鮮やかな世界を楽しむ作品です♪