アデル/ファラオと復活の秘薬 (2010)
漫画家タルディによるフランスで人気のコミックス・シリーズをリュック・ベッソン監督が映画化したヒロイン・アドベンチャー。主演は新星ルイーズ・ブルゴワン、共演に「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリック。1911年。世界の不思議と秘宝を追う女性ジャーナリスト、アデルは、最愛の妹の命を救うため、古代エジプトの“復活の秘薬”を求めてエジプトへとやって来る。やがて、カギを握るラムセス2世に仕えた医師のミイラに辿り着くが、宿敵のマッドサイエンティスト、デュールヴーに行く手を阻まれてしまう。同じ頃、パリでは謎の怪鳥が現われ、人々を恐怖に陥れていた。それはなんと、ジュラ紀に絶滅した翼竜プテロダクティルスだったのだが…。(allcinema)
久しぶりの劇場鑑賞。
今月は観たいものが多いですよ~。
ということで、まずはフランス映画をチョイスしてみました。
女性版インディ・ジョーンズ、みたいな宣伝文句だったけど、
その部分よりコメディ色が強い作品ですね。
アクションを期待してると、肩透かしを食らうかもしれません。
アデルが、ファラオの秘薬を求めて王家の谷へ旅する話と、
パリの自然博物館の翼竜の卵が孵化する話と、
この二つがどう繋がるのか。
本当はそれぞれがもっと時間をかけて描かれてるのかな。
アデルの人物像も、もっと丁寧に描かれているに違いない。
そんなことを感じてしまうくらい、
どのエピソードもかなり駆け足で進んでいきます。
あちこちでくすっと笑わせてくれるシーンが散りばめられた、
ハリウッド映画とは全然違う匂いのする作品です。
アデルは早口で、たくさんの台詞をしゃべって行きます。
その勢いに圧倒されてしまうくらい(^^ゞ
行動力もすごい!
パワフルな女性を楽しむ作品かな~。
ファラオの秘薬がほしかった理由は、
かなり個人的な理由ではありますけどね(^^ゞ
ラスト。
休暇旅行に出たアデルが乗った船は…。
うっそー!
思わず声が出そうでしたよ
パート2が出来そうですね。
気楽に楽しめる娯楽作品です。
そうそう、悪役でマチュー・アマルリックが出てるんですが、
出ていると分かっていないと気がつかないメイクで登場!
いや~。いい味出してます。