マイティ・ソー(2011)

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 シェイクスピア劇の映画化に定評のあるケネス・ブラナー監督が放つアメコミ原作ヒーロー・アクション大作。傍若無人な振る舞いがたたって力を奪われ神の世界を追放された男が、人間の女性との交流を通して心の成長を遂げていくさまと、やがて訪れる地球と神の世界の危機に立ち上がる姿を描く。主演は「スター・トレック」のクリス・ヘムズワース、共演にナタリー・ポートマンアンソニー・ホプキンス。また、日本から参加の浅野忠信はこれが記念すべきハリウッド・デビューとなった。
 神の世界“アスガルド”で最強の戦士ソー。しかし、強すぎるあまり、その傲慢さゆえに無用な争いを引き起こし、ついには神々の王である父オーディンの怒りを買ってしまう。そして、王位継承権を剥奪されたうえ、最強の武器“ムジョルニア”も奪われ、地球に追放されてしまう。しかし、そこで出会った天文学者のジェーンによって少しずつ分別と他者への思いやりを身につけていくソー。一方アスガルドでは、ソーの弟ロキによって恐るべき陰謀が企てられ、父オーディンの身に危機が迫る。さらにロキは、力を失ったソーにも最強の刺客を送り込もうとしていた。(allcinema)
 
2011年 アメリ
原題:THOR
 
神失格の男《ヒーロー》
“二つの世界”の運命は彼の手に
 
監督: ケネス・ブラナー 
製作: ケヴィン・フェイグ 
製作総指揮: アラン・ファイン スタン・リー デヴィッド・メイゼル 
               パトリシア・ウィッチャー  ルイス・デスポジート 
原案: J・マイケル・ストラジンスキー  マーク・プロトセヴィッチ 
脚本: アシュリー・エドワード・ミラー  ザック・ステンツ  ドン・ペイン 
撮影: ハリス・ザンバーラウコス 
プロダクションデザイン: ボー・ウェルチ 
衣装デザイン: アレクサンドラ・バーン 
編集: ポール・ルベル 
音楽: パトリック・ドイル 
音楽監修: デイヴ・ジョーダン 
出演: クリス・ヘムズワース ソー
        ナタリー・ポートマン ジェーン・フォスター
        トム・ヒドルストン ロキ
        ステラン・スカルスガルド エリック・セルヴィグ教授
        コルム・フィオール ラウフェイ
        レイ・スティーヴンソン ヴォルスタッグ
        イドリス・エルバ ヘイムダル
        カット・デニングス ダーシー
        浅野忠信 ホーガン
        ジェイミー・アレクサンダー シフ
        ジョシュア・ダラス ファンドラル
        クラーク・グレッグ コールソン捜査官
        レネ・ルッソ フリッガ
        アンソニー・ホプキンス オーディン
        アドリアナ・バラーザ 
        マキシミリアーノ・ヘルナンデス 
        リチャード・セトロン 
        ダレン・ケンドリック 
        ジョシュ・コックス 
        ダコタ・ゴヨ 
        サミュエル・L・ジャクソン 
          (クレジットなし)
        ジェレミー・レナー 
          (クレジットなし)
 
暑いですからね~。
スカッとする作品を観たいと思って行って来ました。
まあ、アメコミ原作の作品ですからね。
単純に観られれば◎と思ってたんですけど、楽しめましたよ(^^)
 
こういう映像は、劇場の大きなスクリーンで観ると、迫力あっていいですね~。
3Dでしたけど、3Dの良さが活かされていたかどうかは分かりませんが、
これからどんどん3Dが増えるんでしょうから、
当たり前として受け止めるしかないのかな~と思って、気にしないように観ました。

北欧神話を取り得れた、親子の骨肉の争いのお話。
神の世界“アスガルド”の歴史や説明があって、
覚えにくいカタカナがいっぱい出て来て、
慣れるまではちょっとめまぐるしかったです(^^ゞ
 
アンソニー・ホプキンスが偉大な父王として登場。
カッコいいんですよー。
 
主役のクリス・ヘイワースの肉体も見事だったけど、声が好みでした(*^_^*)
このヘイワース演じるソーが、父王から力を取り上げられて、追放されて修行に出る。
そこにお決まりの恋物語があったり、
登場したときから怪しげな弟の秘密があったりして、
最終的にはとりあえず丸く収まる、という単純なお話です。
 
恋物語の相手は、科学者のジェーン。
不思議な男のソーの出現を受け入れてしまうのは、
科学者ゆえの興味からだけ、と言えないのは明らか。
ソーだって、自分の立場を理解するまでがあっけなかったりするし、
熱烈なキスを交わすほど、いつのまにそんなにふたりは想い合ったの?
と突っ込みは入れたくなるけど、
そんなことは想定内ということで良しとしましょう。
 
最初っから怪しげだった弟は、最後まで怪しげで、
続編があるんだろうな~というエンドロール後のワンシーンもあります。
 
ソーの友人たちの活躍も、思ったほどではなく、
期待していた浅野忠信さんもちょっと影が薄かったから、
次での活躍を期待しちゃいますね。
 
全体的には薄味な感じはしますけど、
迫力ある映像はやっぱり見応えありました。