リミットレス (2011)

　アラン・グリンのベストセラー『ブレイン・ドラッグ』を「ハングオーバー！」シリーズのブラッドリー・クーパー主演で映画化したサスペンス・ミステリー。脳を超人的に活性化させる驚異の新薬を手に入れ、思わぬ大成功を収めた主人公が、やがて薬の副作用に苦しむと共に恐るべき陰謀に巻き込まれ窮地に陥るさまをスリリングに描き出す。共演はアビー・コーニッシュ、ロバート・デ・ニーロ。監督は「幻影師アイゼンハイム」のニール・バーガー。
　作家志望のエディ・モーラは、出版契約を交わしたものの、一行も書けずに追い詰められていた。そんな時、元妻の弟と出会い、開発中だという新薬を譲り受ける。それは、通常は20％そこそこしか使われていない人間の脳を100％活性化させる夢の薬だった。半信半疑ながらも服用してみると、これまでの記憶は全て甦り、あらゆる情報の整理統合は瞬時に出来てしまい、小説さえもあっという間に書き上げてしまった。やがて大量の薬を手に入れたエディは、株で大儲けし世間の注目を集める。そんなエディに、大物投資家カール・ヴァン・ルーンが巨額の投資話を持ちかけるが…。(allcinema)

 

 

2011年　アメリカ
原題：LIMITLESS

 

限界の、その先を超えろ！
 

 

監督： ニール・バーガー 
製作： アーウィン・ゲルシー スコット・クルーフ  ライアン・カヴァナー 
製作総指揮： タッカー・トゥーリー  ブラッドリー・クーパー  ジェイソン・フェルツ 
原作： アラン・グリン  『ブレイン・ドラッグ』（文春文庫刊）
脚本： レスリー・ディクソン 
撮影： ジョー・ウィレムズ 
プロダクションデザイン： パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン 
衣装デザイン： ジェニー・ゲーリング 
編集： ナオミ・ジェラティ  トレイシー・アダムズ 
音楽： ポール・レナード＝モーガン 
音楽監修： ハッピー・ウォルターズ  シーズン・ケント 
出演： ブラッドリー・クーパー エディ・モーラ
 　　　ロバート・デ・ニーロ カール・ヴァン・ルーン
 　　　アビー・コーニッシュ リンディ
 　　　アンドリュー・ハワード ゲナディ
 　　　アンナ・フリエル メリッサ
 　　　ジョニー・ホイットワース 
 　　　トマス・アラナ 
 　　　ロバート・ジョン・バーク 
 　　　ダーレン・ゴールドスタイン 
 　　　ネッド・アイゼンバーグ 
 　　　Ｔ・Ｖ・カーピオ 
 　　　リチャード・ベキンス 
 　　　パトリシア・カレンバー 
 　　　シンディ・カッツ 
 　　　ブライアン・アンソニー・ウィルソン 

 

この薬を飲めば、まだ使われていない脳を100%使うことができる　と言われたら…。

 

自分に自信がなかったり、落ち込んでいたり、勝負を賭けようとすることがあるなら
もしかしたら手に入れたいと思うかもしれませんね。

 

そんな危険な薬…常識で考えても胡散臭い薬なわけで
それに手を出そうとしたエディは、その時点でアウトなわけです。
だって、そんな薬、一度飲んだら止められるはずがないって分かるもの…。

 

薬の効果は抜群！
今までに聴いたり体験したことが、たとえ一瞬だとしても
その経験を拡大して活かすことができるようになるのです。

小説家志望のエディは、あっという間に本を書き、
株で大儲けを始め、世間の注目を集めるようになります。

 

分かっている展開です。
次から次へと薬に頼る生活。

 

その薬を巡って、エディは命を狙われるようになり、
薬の副作用も出始めたり、
投資話を進めていた相手も薬の常用者だったり…。

 

そしてラスト。
エディが選んだ道は政治家への道だったんですけど、はたして…？

彼が薬を続けていたのか 止めたのか。
これをハッピーエンドと言えるのか…。

多少はっきりしないエンディングは、見る人任せなのでしょうね。

それにしても、ブラッドリー・クーパー。
汚い落ちこぼれから、カッコよくてセクシーな成功者まで、
幅広い面くやれる役者さんですね。

ロバート・デ・ニーロも出演。
これからは、こういった渋いわき役での登場も多くなるんでしょうね。
存在感はあります。

さて、こんな刺激的な夢の薬、
飲んでみたいと思いますか…？