ランゴ (2011)

イメージ 1
 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督とジョニー・デップが再びタッグを組み、お調子者のカメレオンを主人公に描くコメディ・アニメ。ひょんなことから砂漠のど真ん中に置き去りにされてしまったペットのカメレオン“ランゴ”が、動物たちが暮らす無法の町でヒーローに祭り上げられ、思わぬ大冒険を繰り広げるさまを往年の西部劇テイストをふんだんにコミカルに綴る。ジョニー・デップは主人公ランゴの声のみならず、アニメの基となる動きもモーション・キャプチャー技術を使って自ら演じている。
 TV番組のヒーローに憧れるペットのカメレオン。飼い主と車で移動中に事故に遭い、入っていた水槽ごと砂漠の中に放り出されてしまう。狭い水槽の中しか知らずすっかり途方に暮れる彼は、やがて寂れた荒野の町“ダートタウン”にたどり着く。酒場に立ち寄った彼は、町の住人を前に自らをランゴと名乗り、ありもしない武勇伝を得意げに語ると、いつの間にか町の保安官に任命されてしまう。思いがけない大役に戸惑いつつも、まんざらでもないランゴだったが…。(allcinema)
 
2011年 アメリ
原題:RANGO

 
砂漠のワンダーランドへようこそ
きっと見つかる自分だけの色
 
監督: ゴア・ヴァービンスキー 
製作: ゴア・ヴァービンスキー  グレアム・キング  ジョン・B・カールズ 
製作総指揮: ティム・ヘディントン 
原案: ゴア・ヴァービンスキー  ジェームズ・ウォード・バーキット  ジョン・ローガン 
脚本: ジョン・ローガン 
視覚効果監修: ジョン・ノール 
プロダクションデザイン: マーク・“クラッシュ”・マクリーリー 
編集: クレイグ・ウッド 
音楽: ハンス・ジマー 
声の出演: ジョニー・デップ ランゴ
      アイラ・フィッシャー マメータ
      アビゲイル・ブレスリン プリシラ
      アルフレッド・モリナ ロードキル
      ビル・ナイ ジェイク
      ハリー・ディーン・スタントン バルサザー
      レイ・ウィンストン バッド・ビル
      ティモシー・オリファント 西部の精霊
      イアン・アバークロンビー アンブローズ
      ギル・バーミンガム 傷ついた鳥
      クローディア・ブラック アンジェリーク
      スティーヴン・ルート メリマック
      ネッド・ビーティ 町長
      ブレイク・クラーク ブフォード
      リュー・テンプル ファーガス
      ジョー・ヌネズ ロック・アイ
      ジョン・コスラン・Jr エルギン 
 
ジョニーファンとしては、たとえ声だけとはいえ観に行かないわけにはいきません♪
おまけに、モーションキャプチャーという
『役者の動きをコンピューターに記録し、CGキャラクターを創造する』という技法を使っていて、
主役のランゴ=カメレオンを、ジョニーが演じているようなものなのです。
 
ランゴがジョニーに見えるかと、というとそれはどうかな~って感じだけど、
声に関してはさすがジョニー!
芸達者なジョニーを満喫できます。
 
少々中だるみする感はあるけど、笑えるシーンも満載。
ストーリーとしては後半に向けて面白さが増します。
大ぼら吹きのカメレオンランゴが、町の住人からヒーローだと崇められ、
事情が呑み込めないままに保安官になります。
その町では、大切な水が枯れて困っていて、
ランゴが、水を独り占めしようとする悪人を見つけ出す活躍をする、というお話です。
 
筋が単純明快なだけに、もう少しシンプルに描いていたら
単純に子供も楽しめる作品になったのでは?と思いますね。
ジョニーが声を当てているのが売りなわけで、
吹き替え版などないわけです。
そういった面も合わせると、子供向けには作ってないのかな~。
 
夕日や星空、荒野の砂嵐など、
CGアニメってこんなにリアルなの!?とびっくりさせられます。
 
戦闘シーンではかの有名なワルキューレなんかも使われていたり、
ドラマを導く楽隊のサントラも楽しい。
 
 
最後、ちゃんとヒーローになったランゴは期待通りです♪