アンノウン
「96時間」のリーアム・ニーソン主演で放つ驚愕のアクション・サスペンス。交通事故から生還後、妻は自分を忘れ、見知らぬ他人に自分の名を騙られる、という不可解な状況に陥った男が、身の危険をかいくぐりながらその謎の真相に迫るさまをスリリングに描き出す。共演に「イングロリアス・バスターズ」のダイアン・クルーガー、TVシリーズ「MAD MEN マッドメン」のジャニュアリー・ジョーンズ。監督は「エスター」「蝋人形の館」のジャウマ・コレット=セラ。
学会に出席するため、妻エリザベスとベルリンに降り立った植物学者のマーティン・ハリス博士。ホテルへ着いたところで忘れ物に気付いた彼は妻を残し、タクシーで空港へと引き返すことに。だがその道中、事故に見舞われ、4日間もの昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ました病院で本来の目的を思い出し、学会が開かれるホテルへ急ぐマーティン。しかし、彼を待っていたはずの妻はマーティンを“知らない人”と言い放ち、彼女の傍らにはマーティンを名乗る見ず知らずの男がいた。妻との新婚旅行の写真まで持つこの男に対し、所持品が携帯電話と一冊の本だけで警察にも身分を証明できず混乱と焦燥を募らせるマーティン。しかし、何者かに命を狙われたことから、この一件にうごめく陰謀の存在を確信する。タクシー運転手ジーナと元秘密警察の男という2人の協力者を得て謎の解明に奔走するマーティンだが…。(allcinema)2011年 アメリカ/ドイツ
原題:UNKNOWN上映時間 113分目覚めると、
妻さえも“自分”を知らなかった──人生を奪還する闘いが、今始まる。
監督: ジャウマ・コレット=セラ
製作: ジョエル・シルヴァー レナード・ゴールドバーグ アンドリュー・ローナ
製作総指揮: スーザン・ダウニー スティーヴ・リチャーズ セーラ・マイヤー ピーター・マカリーズ
原作: ディディエ・ヴァン・コーヴラール
脚本: オリヴァー・ブッチャー スティーヴン・コーンウェル
撮影: フラビオ・ラビアーノ
プロダクションデザイン: リチャード・ブリッジランド
衣装デザイン: ルース・マイヤーズ
編集: ティム・アルヴァーソン
音楽: ジョン・オットマン アレクサンダー・ラッド
出演: リーアム・ニーソン マーティン・ハリス博士
ダイアン・クルーガー ジーナ
ジャニュアリー・ジョーンズ エリザベス・ハリス
エイダン・クイン もう一人のマーティン
ブルーノ・ガンツ エルンスト・ユルゲン
フランク・ランジェラ ロドニー・コール
セバスチャン・コッホ
オリヴィエ・シュニーデル
スタイプ・エルツェッグ
ライナー・ボック
ミド・ハマダ
クリント・ディアー
カール・マルコヴィクス
観たかった作品なので、期待大!で鑑賞。
観ている最中は、あれやこれやと想像を膨らませるストーリー展開。
主人公のマーティン・ハリス博士に何が起こっているのか。
なぜ妻は知らないと言うのか。
もしかしたらかなり大がかりな仕掛けがあるのかしら?
それとも、マーティンは記憶障害から妄想しているだけなのか?
なぜ妻は知らないと言うのか。
もしかしたらかなり大がかりな仕掛けがあるのかしら?
それとも、マーティンは記憶障害から妄想しているだけなのか?
まずはマーティンに感情移入します。
自分が誰だか証明できないって怖いんですよね~。
数年前置き引きに合って、クレジットカードはもちろんだけど、
数年前置き引きに合って、クレジットカードはもちろんだけど、
運転免許証や保険証を失くしたことがあって、
家族のいない私は、私を証明するものがない!ととっても不安でした。
携帯電話がなければ、友人にすら連絡が取れないんですよ。
その時の怖さが甦りました。
家族のいない私は、私を証明するものがない!ととっても不安でした。
携帯電話がなければ、友人にすら連絡が取れないんですよ。
その時の怖さが甦りました。
と、話がそれましたが…。
単なる植物学者にしては変だぞ、と思ったのは、車での逃走シーン。
派手なカーアクションで、
これはサービスシーンかしら?
そこまでやれるってどうよ?
派手なカーアクションで、
これはサービスシーンかしら?
そこまでやれるってどうよ?
って思うんですけど、
実はマーティンは単なる植物学者ではなかった、というオチで納得します。
実はマーティンは単なる植物学者ではなかった、というオチで納得します。
とにかくいろんなことを考えているうちに、マーティンの記憶が戻り、
全てが明らかになると、そういうことだったのね、と納得したり、
マーティンがいわゆるヒーローではなかったことも、
全てが明らかになると、そういうことだったのね、と納得したり、
マーティンがいわゆるヒーローではなかったことも、
この物語を面白くしてるのかな、なんて思いました。
リーアム・ニーソンは、今回はカッコいい役柄ではありません。
頼りなげで、情けなかったりします。
そういう一味違う姿も魅力的。
マーティンを幾度となく助けるジーナが移民だと言うことで、
もしかしたら、そういう社会派な裏事情が隠されているのかと思ったけど、そこはなし。
マーティンを助ける、元東ドイツ秘密警察のユルゲンも、渋い活躍ではあるけど、ちょっとあっさり。
ブルーノ・ガンツですもん。もっと絡んでほしかったな。
もしかしたら、そういう社会派な裏事情が隠されているのかと思ったけど、そこはなし。
マーティンを助ける、元東ドイツ秘密警察のユルゲンも、渋い活躍ではあるけど、ちょっとあっさり。
ブルーノ・ガンツですもん。もっと絡んでほしかったな。
という具合に、ちょっと薄味な感じは否めません。
それでもエンターテインメント作品としては充分に楽しめました。
その後、あのふたりはどうなったんでしょうね~。
ハッピーエンド、なんですかね…?