岳 -ガク-
命の危険と隣り合わせの山岳救助ボランティアの活躍を描く石塚真一のベストセラー・コミックスを、「クローズZERO」の小栗旬と「曲がれ!スプーン」の長澤まさみの共演で実写映画化した山岳ヒューマン・アドベンチャー。監督はTVを中心に活躍する片山修。
雄大な北アルプス山系。誰よりも山を愛する男・島崎三歩は、ここで山岳救助ボランティアとして登山者たちの命を守っていた。そんな三歩の暮らす山に、北部警察署山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美がやって来る。同じ山岳救助隊の隊長・野田や三歩の指導の下、着実に成長していく久美だったが、実際の救助では遭難者を救うことが出来ない日々が続き、自らの未熟さに次第に自信を無くしてしまう。そんな時、猛吹雪の雪山で多重遭難が発生、仲間と共に懸命の救助へと向かう久美だったが…。(allcinema)2010年上映時間 126分生きる。標高3,190m 気温-25℃
命は、命でしか救えない。監督: 片山修
製作: 島谷能成 神山郁雄 亀井修 佐藤政治 熊谷玄典
雨宮俊武 小林昭夫 堂馬隆之 菊地誠一 石田耕二
原作: 石塚真一 『岳 -ガク-』(小学館刊『ビッグコミックオリジナル』連載)
脚本: 吉田智子
撮影: 藤石修
美術: 新田隆之
編集: 松尾茂樹
音楽: 佐藤直紀
主題歌: コブクロ 『あの太陽が、この世界を照らし続けるように。』
VFXスーパーバイザー: 石井教雄
公開時、劇場に行こうかどうか迷ったんですが、
やっぱり行けばよかったな~。
壮大な雪山の景色は、大きなスクリーンで観るともっと心に刺さったかもしれません。
やっぱり行けばよかったな~。
壮大な雪山の景色は、大きなスクリーンで観るともっと心に刺さったかもしれません。
遭難した男性を助けるシーンから始まります。
助け出したのは、小栗旬演じる山岳ボランティアの青年三歩。
彼は救助隊の隊員ではなく、世界中の山を制覇し山で暮らすボランティア。
険しい山を身軽に動き、高度なテクニックで遭難者を助け出します。
助け出したのは、小栗旬演じる山岳ボランティアの青年三歩。
彼は救助隊の隊員ではなく、世界中の山を制覇し山で暮らすボランティア。
険しい山を身軽に動き、高度なテクニックで遭難者を助け出します。
助け出した青年に「生きていてくれてありがとう。また山においでよ」と笑顔で言うんです。
そんな三歩の前に、救助隊に赴任した椎名久美が現れます。
婦人警官の制服が嫌だったから転属を希望したという久美。
訓練は積んだと言い放ち、隊長の命令を無視して救助に当たり、失敗してしまいます。
自分の未熟さを指摘されたり、認識したり、苦悩の日々が始まります。
婦人警官の制服が嫌だったから転属を希望したという久美。
訓練は積んだと言い放ち、隊長の命令を無視して救助に当たり、失敗してしまいます。
自分の未熟さを指摘されたり、認識したり、苦悩の日々が始まります。
つまりは、久美の成長記なわけです。
山で遭難して亡くなる人、生還する人。
何組もの遭難者を救助する三歩の姿に、久美はいろんなことを学びます。
彼女自身、父親を山で亡くしていたのでした。
何組もの遭難者を救助する三歩の姿に、久美はいろんなことを学びます。
彼女自身、父親を山で亡くしていたのでした。
三歩の笑顔の裏にある悲しみや、いろんな人間模様が絡み合い、
ベタな展開ではあるけど、最後にはホロっとしてしまいました。
ベタな展開ではあるけど、最後にはホロっとしてしまいました。
久美役の長澤まさみ。
邦画はあまり観ないので、ちゃんと観た記憶がないんですが、
若手の女優さんとしては期待したいなあ。
山登りをする人には警告もあり、
人の命の尊さも描かれていたり、
音楽も雪山に壮大さを盛り上げていたりと、満足できました。
人の命の尊さも描かれていたり、
音楽も雪山に壮大さを盛り上げていたりと、満足できました。
ただ、原作が連載のコミックだと知り、
なるほど、もっといろんなエピソードがあったり、登場人物も深く描かれているんだろうなあと、
なるほど、もっといろんなエピソードがあったり、登場人物も深く描かれているんだろうなあと、
2時間でまとめられない、もやもや感があったのも確かです。
観終わった後に、三歩にまた会いたい、あの笑顔を見たいと思っちゃいましたよ(*^_^*)