ドリームハウス (2011)

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 本作での共演がきっかけで結婚したダニエル・クレイグレイチェル・ワイズ、そして「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツという豪華スターの共演で贈るサスペンス・ミステリー。妻子とともに越してきた新居が、一家惨殺事件の舞台だったことから主人公にふりかかる戦慄の恐怖と驚愕の真相をサスペンスフルに描く。監督は「父の祈りを」「マイ・ブラザー」のジム・シェリダン
 有能な編集者だったウィルは、小説家として第二の人生を歩むべく長年勤めた会社を辞め、妻リビーと2人の娘たちとともに郊外の新居へと引っ越してくる。しかし、引っ越して早々に不審な出来事が続き、娘たちが怯えてしまう事態に。やがてこの家で、5年前に一家惨殺事件が起きていたことが判明する。一連の不気味な出来事との関連を探るため、5年前の事件について調べ始めるウィルだったが…。<allcinema>
 
2011年
原題:DREAM HOUSE
上映時間 92分
製作国 アメリ
そこには、今でも幸せな家族が暮らしているはずだった。
監督: ジム・シェリダン 
製作: ジェームズ・G・ロビンソン  デヴィッド・ロビンソン ダニエル・ボブカー  アーレン・クルーガー 
製作総指揮: リック・ニシータ  マイク・ドレイク 
脚本: デヴィッド・ルーカ 
撮影: キャレブ・デシャネル 
プロダクションデザイン: キャロル・スピア 
衣装デザイン: デルフィーヌ・ホワイト 
編集: グレン・スキャントルベリー  バーバラ・タリヴァー 
音楽: ジョン・デブニー 
音楽監修: デイヴ・ジョーダン 
出演: ダニエル・クレイグ  ウィル・エイテンテン      ナオミ・ワッツ  アン・パターソン
        レイチェル・ワイズ   リビー
        マートン・ソーカス   ジャック・パターソン      イライアス・コティーズ  ボイス
        ジェーン・アレクサンダー  グリーリー先生    テイラー・ギア  トリッシュ
        クレア・アスティン・ギア   ディディ             レイチェル・フォックス  クロエ・パターソン
        サラ・ガドン シンディ        グレゴリー・スミス アーティ
フリーパスポート10本目
雪降る街を見つめる男。
仕事を辞めて、第二の人生を歩むことにしたウィル。
新しく購入した家で、妻と二人の娘が待っている。
どこにでもあるごく普通の家族の生活が始まるはずでした。
 
ところが、娘が窓の外に不審者を見たり、
地下室で若者たちが集まって黒ミサみたいなものをやってたり、
ちょっと不思議な雰囲気が漂って、
もしかしてホラーなのかしら、と不安になってしまいました。
 
が、サスペンス・ミステリーの要素が強い作品でした。
 
あちこちに変なシーンや会話が挟まれています。
家を紹介してくれた人が、家を間違ったり、
向かいの家のご主人の行動だったり、
家の中に誰かいそうな感じだったり、
何より、エイテンテンって変な名前ね~って思ったり…。
 
ウィルの世界は幻覚なのか、真実なのか。
どこまでがそっちで、どこからがこっちなのか…。
観ていて混乱する部分もあるけど、
それを無理やり定義しなくてもいいんじゃないかと思えました。
ウィルと一緒にその世界にいればいいと。
 
こういう作品は、ネタばれはもちろんだけど、
いろんな情報を入れずに観ることをお勧めします。
ただ、個人的にはとても楽しめました。
 
ラスト。
どっちを選ぶのか、ひょっとして着いていくのか?と思ったけど、
奥さんの言葉は愛情に溢れていたし、
ウィルの選択も、愛情に包まれていて正しい判断でしょう。
 
 
ダニエル・クレイグはもうすぐ【スカイフォール】が公開。
その前にクレイグさんを堪能しようと思って選択したけど、
スパイもいいけど、よきパパぶりが見られて◎です(^^)
 
奥さん役のレイチェル・ワイズ
この人の印象は、どうも明るく弾けた感じではないんですよね~。
曰くありげというか…。
そういう風に観てしまうのはマイナスですよね(^^ゞ
 
ナオミ・ワッツだよね~と思っていても、
どうもこの人の顔を覚えられない私…。
 
美女二人とクレイグさんと。
地に足付いた演技で、ぐいぐいと引っ張っていきます。
 
90分と短いので、ラストは意外にあっさり。
何の解説もありません。
でも、これもハッピーエンドです。
 
家族の愛情を感じる作品でした。