トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2 (2012)

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 ステファニー・メイヤー原作の世界的大ヒット・シリーズ“トワイライト・サーガ”の最終章を前後編で描くファンタジー・ロマンス、その後編。ヴァンパイアとの禁断の恋を実らせた少女ベラの子どもを巡って、ヴァンパイアの頂点に君臨するヴォルトゥーリ族とベラたちに味方する世界中のヴァンパイアたちが繰り広げる壮絶な最終決戦の行方を描く。出演は引き続きクリステン・スチュワートロバート・パティンソンテイラー・ロートナー。監督も前作に続き「ドリームガールズ」のビル・コンドン
 ヴァンパイアのエドワードと結婚し、自らもヴァンパイアに転生してカレン家に迎えられたベラ。エドワードとの子レネズミもカレン家の家族に深く愛され、すくすくと育っていた。ただし、その驚異的な成長のスピードはベラを不安にさせた。一方、彼女との恋に破れたジェイコブも、レネズミこそが刻印の相手と悟り、長らく続いたヴァンパイアとオオカミ族の争いは終りを告げる。しかし、ベラたちにようやく平穏が訪れたのも束の間、3000年以上ヴァンパイアの頂点に君臨するヴォルトゥーリ族に、レネズミがヴァンパイアを滅ぼすと恐れられる存在“不滅の子”であるとの情報がもたらされる。レネズミとカレン家の抹殺を目論むヴォルトゥーリ族に対し、レネズミは危険でないと説得を試みるエドワードとベラだったが…。<allcinema>
 
2012年
原題:THE TWILIGHT SAGA: BREAKING DAWN - PART 2
上映時間 116分
製作国 アメリ
史上最強のヴァンパイア・ラブファンタジー
全てをかけて、新たな命を守る
ついに訪れる、壮大な“夜明け”
『トワイライト』完結編
監督: ビル・コンドン 
製作: ウィク・ゴッドフリー  カレン・ローゼンフェルト  ステファニー・メイヤー 
製作総指揮: マーティ・ボーウェン  グレッグ・ムーラディアン  マーク・モーガン  ガイ・オゼアリー 
原作: ステファニー・メイヤー 
脚本: メリッサ・ローゼンバーグ 
撮影: ギレルモ・ナヴァロ 
プロダクションデザイン: リチャード・シャーマン 
衣装デザイン: マイケル・ウィルキンソン 
編集: ヴァージニア・カッツ 
音楽: カーター・バーウェル 
音楽監修: アレクサンドラ・パットサヴァス 
出演: クリステン・スチュワート ベラ・スワン              ロバート・パティンソン エドワード・カレン
    テイラー・ロートナー ジェイコブ・ブラック            ビリー・バーク チャーリー・スワン
    ピーター・ファシネリ カーライル・カレン             エリザベス・リーサー エズミ・カレン
    ケラン・ラッツ エメット・カレン                   ニッキー・リード ロザリー・ヘイル
    ジャクソン・ラスボーン ジャスパー・ヘイル           アシュリー・グリーン アリス・カレン
    マイケル・シーン アロ                        ダコタ・ファニング ジェーン
    マッケンジー・フォイ レネズミ・カレン              ジェイミー・キャンベル・バウアー カイウス
    クリストファー・ハイアーダール マーカス           キャメロン・ブライト アレック
    ダニエル・クドモア フェリクス                  チャーリー・ビューリー ディミトリ
    トレイシー・ヘギンズ セナ                    ジュディス・シェコーニ ザフリナ
    クリスチャン・カマルゴ エリエザル               ミア・マエストロ カルメン
 
2013年新年の1本目に選んでみました。
いよいよ完結のこのシリーズ。
DVD鑑賞ですっかりはまってしまって、3作目から劇場鑑賞してきました。
 
ベラとエドワードは晴れて結婚。
子供が生まれることになるんだけど、その子供のせいでベラは念願だったヴァンパイアに転生。
というのがPart1。
 
転生したベラが目を覚ますシーンかは始まりますが、
目を覚ましたベラの感覚が、とても鋭くなっていることが描かれています。
細かいものや遠くのものが見える…。
ヴァンパイアになったんだという実感。
視覚的な効果で、観客もその感覚を体験できます。
 
なんというか…。
Part1のラストでは、ベラがどんどんやつれていったからというわけではないでしょうが、
今回のヴァンパイアになったベラの綺麗なこと…!
シリーズが始まったころはあまり有名ではなかったクリステン・スチュワート
女優としての成長も見て取れるような気がしました。
単なる女子高生だったベラが、愛する男性と出逢い妻となって母となる。
その自信というか、幸福感というか。
そんな女性としての力強さも感じました。
…腕力も強くなってますけどね(^^ゞ

そんなベラとエドワードの子供、イネズミの成長は生まれてからも驚異的。
そのイネズミを巡って、ヴォルトゥーリ族と争うことに。
イネズミはヴァンパイアの敵“不滅の子”ではないと、
あちこちのヴァンパイアが証人として集合。
ヴァンパイアと人狼族対ヴォルトゥーリ族のバトルシーンは、
手に汗握る迫力というか…。
首を切り取って火にかける、というのがヴァンパイアを殺す唯一の方法なわけで、
とにかく首が飛びます。
 
ベラとエドワードの関係じゃないけど、
男より女のほうが強いじゃん、と苦笑いしてしまったりしたけど
かなり過激なバトルシーンでしたし、切ないシーンもあります。

悲しい結末を覚悟していたけど、
お正月に相応しいハッピーエンド。
つまりは“永遠の愛”を描いたラブストーリー。
“永遠の命”を描きたかったわけではなくて、
永遠に続く愛情を、ラストにワンシーンだけ見せてくれます。
独りで永遠に生きるのは苦しいだろうけど、
仲間や恋人が側にいたら、それは苦しみではなく幸福なんだろうな。
そんなことを思ったラスト。
 
それから、過去の登場人物を見せてくれるクレジットも感動的。
どうやら原作と違う結末らしいから、そっちも気になるところです(^^)