ホビット思いがけない冒険 2D版 (2012)

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J・R・R・トールキンの『指輪物語』を映画化した傑作ファンタジーロード・オブ・ザ・リング」3部作の監督ピーター・ジャクソンが、その60年前の中つ国を舞台として描かれた児童書『ホビットの冒険』を再び3部作として映画化するファンタジー超大作の第1弾。魔法使いのガンダルフに協力を求められ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフの王国を奪還する危険な旅に加わったホビット族のビルボ・バギンズが辿る壮大な冒険の行方を圧倒的なスケールで描き出す。メジャー作品としては初となる、通常の倍の毎秒48フレーム(48fps)で撮影された“ハイ・フレーム・レート”方式の3D映像も話題に。出演は若きビルボ役に「銀河ヒッチハイク・ガイド」のマーティン・フリーマン、その他ガンダルフ役のイアン・マッケランはじめケイト・ブランシェットイライジャ・ウッドアンディ・サーキスら「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の主要キャストも多数再登場。
 中つ国のホビット庄で穏やかに暮らしていたビルボ・バギンズはある日、旧知の魔法使いガンダルフの思いがけない訪問を受ける。ガンダルフはビルボに対し、トーリン率いる陽気な13人のドワーフたちの旅に参加してほしいと要請する。その旅の目的は、邪竜“スマウグ”に奪われたドワーフ王国を取り戻すこと。ガンダルフは、この旅にはホビットの忍びの才能が欠かせないと考えていた。最初は、危険な旅に当然のように拒絶反応を示すビルボだったが、好奇心と冒険心をくすぐられ、思わず旅の仲間に加わってしまう。しかし彼らの前には、予想を遥かに超える険しい道のりと恐ろしい怪物たちが待ち受けていた。<allcinema>

2012年
原題:THE HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY
上映時間 170分
製作:キャロリン・カニンガム ゼイン・ワイナー フラン・ウォルシュ ピーター・ジャクソン 
製作総指揮:アラン・ホーン トビー・エメリッヒ ケン・カミンズ キャロリン・ブラックウッド 
原作:J・R・R・トールキンホビットの冒険
特殊メイク: リチャード・テイラー 
プロダクションデザイン:ダン・ヘナ 
衣装デザイン:アン・マスクリー リチャード・テイラー ボブ・バック 
編集:ジャベツ・オルセン 
コンセプチュアルデザイン:ジョン・ハウ アラン・リー 
第2班監督:アンディ・サーキス 
シニア視覚効果監修: ジョー・レッテリ 
        リチャード・アーミティッジ トーリン・オーケンシールド
        ジェームズ・ネスビット ボフール
        ケン・ストット バーリン
        シルヴェスター・マッコイ ラダガスト
        イアン・ホルム 老いたビルボ
        クリストファー・リー サルマン
        ヒューゴ・ウィーヴィング エルロンド卿
        イライジャ・ウッド フロド
        アンディ・サーキス ゴラム
        エイダン・ターナー キーリ
        ディーン・オゴーマン フィーリ
        グレアム・マクタヴィッシュ ドワーリン
        アダム・ブラウン オーリ
        ピーター・ハンブルトン グローイン/ウィリアム(トロル)
        ジョン・カレン オイン
        マーク・ハドロウ ドーリ/バート(トロル)
    ジェド・ブロフィー ノーリ
    ウィリアム・キルシャー ビフール/トム(トロル)
    スティーヴン・ハンター ボンブール


なんというんでしょうね~。
ロード・オブ・ザ・リング】が好きな人なら、絶対に楽しめる。
そんな仕上がりですね~。

でもって、こういう作品を観ると、
日本ではまだまだ作れないジャンルだと感動してしまうんです。
今回は時間の関係で2D鑑賞だったんですが、3Dでも観たいですね。

LOTR】より60年前。
とても豊かなドワーフの王国が邪竜“スマウグ”に奪われ、
自国の奪還に向かうドワーフと一緒に旅をすることになった、
ビルボ・バギンスの旅のお話です。

魔法使いのガンダルフやエルフの王国やエルロンド卿、奥方のガラドリエルも登場。
さらに、指輪を持つゴラムが出てくると、わくわくしてしまう。
年を取らない(?)エルロンド卿やガラドリエルにはびっくりするけど、
このゴラムは、表情の動き方が以前より生々しい感じ。
影技術の進歩なんでしょうね~。


LOTR】よりストーリーも分かりやすいのは、
ここを出発点として物語が発展したたために、
あちらのほうがより複雑になったからかも、なんて勝手に想像してます(^^ゞ

ただし、登場人物に華がないというか…。
ドワーフが13人と、あとはガンダルフにビルボですもんね~。
LOTR】みたいに目を引く人物は今のところ見当たりません。

今回は、ドワーフの若き王トーリンと、ホビットのビルボの確執が中心です。
ガンダルフがなぜホビットを旅に同行させたのか分からず、
トーリンはビルボを仲間とは見なしてはいませんでした。
ビルボも、なぜ自分が彼らに着いて行くのか、はっきりした気持ちは分からず
もどかしさもあるんだけど、それは最後に一気に解消。

第2作で彼らがどんな活躍をするのか、楽しみです。

まあ、いろいろあっても映像は素晴らしく
170分という長尺ではあっても、本当に飽きずに観ることができました。