ステキな金縛り

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 「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」の三谷幸喜監督・脚本で贈る痛快コメディ・エンタテインメント・ムービー。妻殺害容疑をかけられた男のアリバイをただ一人証明できるのは落ち武者の幽霊だけという奇想天外な裁判の行方を、実力派俳優陣の豪華共演でコミカルかつハートウォーミングに綴る。出演は、事件を担当するドジな弁護士に深津絵里、対する敏腕カタブツ検事に中井貴一、そして落ち武者の幽霊に西田敏行
 失敗続きの若手弁護士エミは、資産家の妻を殺害した容疑で捕まった男の弁護を担当することに。そんなエミに対し、男はアリバイがあると主張する。事件の夜、山奥の旅館で金縛りに遭っていたというのだ。早速、旅館に確かめに向かったエミ。すると本当に金縛りに遭い、なんと落ち武者の幽霊・更科六兵衛に遭遇してしまうのだった。無実を確信したエミは、六兵衛に法廷での証言を依頼する。こうして幽霊が証言に立つという前代未聞の裁判が始まる。しかし、六兵衛の姿はすべての人に見えるわけではなかった。おまけに、相手の検事・小佐野徹は超常現象を頑ななまでに信じようとしない筋金入りのカタブツ生真面目男だった。<allcinema>
 
2010年
上映時間 142分
証人はただ一人、落ち武者の幽霊。
監督: 三谷幸喜 
製作: 亀山千広 島谷能成 
プロデューサー: 前田久閑 土屋健 和田倉和利 
ラインプロデューサー: 森賢正 
企画: 石原隆 市川南 
脚本: 三谷幸喜 
撮影: 山本英夫 
美術: 種田陽平 
編集: 上野聡一 
キャスティング: 杉野剛 
音楽: 荻野清子 
主題歌: 深津絵里 『Once In A Blue Moon』 西田敏行 『Once In A Blue Moon』
VFXプロデューサー: 大屋哲男 
スクリプター: 山縣有希子 
衣裳デザイン: 宇都宮いく子 
照明: 小野晃 
装飾: 田中宏 
録音: 瀬川徹夫 
助監督: 片島章三
出演: 深津絵里  宝生エミ               西田敏行 更科六兵衛
    阿部寛 速水悠                   竹内結子 日野風子/矢部鈴子
       浅野忠信 木戸健一                                草なぎ剛 宝生輝夫
       中井貴一 小佐野徹                                市村正親 阿倍つくつく
       小日向文世 段田譲治                             小林隆 管仁
        KAN 矢部五郎                                     木下隆行 工藤万亀夫
       山本亘 日村たまる                                  山本耕史 日野勉
       戸田恵子 猪瀬夫人                                 浅野和之 猪瀬
       生瀬勝久 占部薫                                    梶原善 伊勢谷
       阿南健治        近藤芳正       相島一之       西原亜希      中村靖日      大泉洋
       佐藤浩市 村田大樹                                 深田恭子 前田くま
       篠原涼子 悲鳴の女                                 唐沢寿明
 
観たのにレビューを書いてなかった…。
三谷作品はいつだって気になります。
今回も、深津絵里さんに中井貴一さん、そして西田敏行さんとなれば、
かなり期待度は高めでした。
 
いつもながらのオールキャスト。
びっくりする人がチョイ役で登場と、
それには単純に感動します。
でも、あれ?出てたっけ?とクレジットを観てから見直す始末…(^^ゞ
そういう楽しみはあるけど、そろそろそこから出てもいいんじゃないかな~。
リスクはあるかもしれないけど、原石をみつけるのも楽しいと思うんだけど…。
 
でもって内容は、いろんなものが盛り込まれていて
観てるときはいいんだけど、観終わってなんとなく釈然としない。
 
殺人事件の裁判がメイン?
それとも落ち武者の名誉挽回?
いやいや、若き弁護士の成長と親子の話?
と、盛り込みすぎてて全体的に印象に残らない。
 
笑って笑って、それで終わりでよかったんじゃないかな~。
枝葉がつきすぎて、笑わせたいのか泣かせたいのか、よく分かりませんでした。
 
結局はベテラン俳優陣の演技力で押し切っただけで、
そうじゃなかったら、ただ長いだけのお話だったかも。という脚本でしょうか…。