アウトロー (2012)

イメージ 1
元エリート軍人の流れ者ジャック・リーチャーが様々な事件に巻き込まれて活躍するリー・チャイルドのベストセラー・シリーズを「ミッション:インポッシブル」シリーズのトム・クルーズ主演で映画化したクライム・アクション大作。原作シリーズ9作目『アウトロー』を基に、無差別殺人の罪で捕まった男の有罪に疑問を抱き事件の真相を暴くべく危険な調査に乗り出した主人公ジャック・リーチャーの運命をスリリングに描く。共演はロザムンド・パイクロバート・デュヴァル。監督は「ユージュアル・サスペクツ」「ワルキューレ」の脚本で知られ、監督作は2000年の「誘拐犯」に続いて2作目となるクリストファー・マッカリー
ある日、ピッツバーグ近郊の川沿いで、穏やかな空気を切り裂いて6発の銃声が鳴り響き、対岸にいた5人の男女が殺害される事件が発生。現場に残された証拠から、元米軍スナイパーのジェームズ・バーが容疑者として浮上し、あっけなく逮捕された。こうして事件はスピード解決したかに思われたが、警察の尋問にバーは黙秘を続け、“ジャック・リーチャーを呼べ”と謎のメモを残した後、護送中に瀕死の重傷を負ってしまう。そして警察がリーチャーの行方を掴めず途方に暮れているところ、突然リーチャー本人が現われるのだった。やがてバーの弁護士ヘレンに協力して事件を調べ始めたリーチャーは、証拠が揃いすぎていることに違和感を覚え、事件の背後に危険な陰謀の臭いをかぎ取るのだったが…。<allcinema>

2012年
原題:JACK REACHER
上映時間130分
製作国アメリ
その男、行きつく先に 事件あり。
その名は、ジャック・リーチャー
世界で最も危険な流れ者(アウトロー


監督:クリストファー・マッカリー
製作:トム・クルーズ ドン・グレンジャー ポーラ・ワグナー ゲイリー・レヴィンソン
製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ ケン・カミンズ ケヴィン・メシック デヴィッド・エリソン
デイナ・ゴールドバーグ ポール・シュウェイク
原作:リー・チャイルド 『アウトロー』(講談社刊)
脚本:クリストファー・マッカリー
撮影:キャレブ・デシャネル
プロダクションデザイン:ジム・ビゼル
衣装デザイン: スーザン・マシスン
編集:ケヴィン・スティット
音楽:ジョー・クレイマー
出演:トム・クルーズ ジャック・リーチャー
ロザムンド・パイク ヘレン
リチャード・ジェンキンス ロディン
デヴィッド・オイェロウォ エマーソン
ヴェルナー・ヘルツォーク
ジェイ・コートニー
ジョセフ・シコラ
ロバート・デュヴァル キャッシュ

トムクルさんのファンですから、やっぱり初日鑑賞です(^^)

彼の作品は、個人的には凄く波があって、
ツボにはまってお気に入りになる作品と、空振りの作品と、割と極端なんです。
なので、今回はどっちかな~と…(^^ゞ

アウトローという邦題はどんなもんでしょ?
その邦題のおかげで、かなりハードなヒーロー像を勝手に作り上げてました。
勝手に、そう勝手に…。

【ダーティー・ハリー】みたいなね。

アメリカ陸軍の退役軍人で元憲兵
確かに腕は立つし推理力もある。
でもね、住民登録もせず運転免許もなくて、
バスで移動する姿は、決してかっこいいものではないんですよね。
ちょっとくたびれた中年というか…。

トムクルさんも、そういう年齢になったということなのかもしれませんが、
もっとワイルドでダーティーな姿を想像していたので、ちょっと肩すかし、でした(^^ゞ

せっかく美人の弁護士さんも出てるというのに、ロマンスもなし。

緊張感も薄いし、ラストも、それでいいの?って感じ。
まあね、法で裁くことができないなら仕方ないのかな。
でもなんとなくすっきりしない。
やっぱり勧善懲悪を観たいんですよね~。

あちこちで笑えるシーンもあるし、
キーマンとなる美人弁護士ともう一人、元海兵隊の銃砲店の店主が良かったり、
つまらないわけじゃなくて、期待してた内容と違うということで、
こういうヒーローなんだと思って観ると、面白いのかもしれません。

シリーズ化するんでしょうか。
ならば、次回作に期待ということで。