オズ はじまりの戦い (2013)

イメージ 1
 ジュディ・ガーランド主演の名作ミュージカル映画でも知られるL・フランク・ボームの『オズの魔法使い』を下敷きに、“偉大なる魔法使いオズ”誕生の知られざる物語を、「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督が3Dで映画化したファンタジー・アドベンチャー大作。ひょんな誤解から魔法の国の救世主に祭り上げられてしまった奇術師の青年オズが、3人の魔女と繰り広げる過酷な冒険を通して次第に成長していく姿を壮大なスケールで描き出す。主演は「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコ、共演にミラ・クニスレイチェル・ワイズミシェル・ウィリアムズ
カンザスのサーカス一座の奇術師オズは、ある日、竜巻に巻き込まれて不思議な魔法の国オズに迷い込む。そして偶然名前が同じだったばかりに、古くから伝わる予言に示された“偉大なる魔法使い”と誤解されてしまう。さらに、西の魔女セオドラに導かれて向かったエメラルド・シティで、今度は東の魔女エヴァノラから“邪悪な魔女に支配されているオズの国を救ってほしい”と懇願され、人々からも救世主と信じ込まれるハメに。最初は怖じ気づくオズだったが、財宝と名声の誘惑に負け、翼の生えた猿フィンリーを案内役に、邪悪な魔女を探す旅へと繰り出すのだったが…。<allcinema>

2013年
原題:OZ: THE GREAT AND POWERFUL
上映時間130分
製作国アメリ
魔法の国に迷いこんだ奇術師と、3人の魔女たち
その出会いは、美しすぎる戦いのはじまり――

監督:サム・ライミ
製作:ジョー・ロス
製作総指揮:グラント・カーティス パラク・パテル フィリップ・ステュアー ジョシュア・ドーネン
原作:L・フランク・ボーム
脚本:ミッチェル・カプナー デヴィッド・リンゼイ=アベアー
撮影:ピーター・デミング
視覚効果監修:スコット・ストクダイク
プロダクションデザイン: ロバート・ストロンバーグ
衣装デザイン:ゲイリー・ジョーンズ マイケル・クッチェ
編集:ボブ・ムラウスキー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジェームズ・フランコ オズ
ミラ・クニス セオドラ
レイチェル・ワイズ エヴァノラ
ミシェル・ウィリアムズ グリンダ
ビル・コッブス マスター・ティンカー
トニー・コックス ナック
声の出演: ザック・ブラフ フィンリー
ジョーイ・キング 陶器の少女

TOHOシネマズでdocomo携帯払いにすると800円で観られる、というキャンペーンを利用して観賞。
ただね~。評価の高かった3Dは吹き返しかなくて…。
残念だったけど、3D吹き替え版で観賞してきました。

最近、ほんと長尺な作品が増えてますね~。
子どもにも観てほしいとなると、130分は辛くないですかね(^^ゞ

よく知られた【オズの魔法使い】の前日譚。
“偉大なる魔法使いオズ”がどうやって誕生したか。

カンザスのサーカス一座の奇術師オズは、調子が良くて女好きで、軽~い男。
ある日、竜巻に巻き込まれて魔法の国に迷い込みます。
このシーンは、【オズの魔法使い】作品を知っている人なら納得のシーン。
モノクロからカラーへ。
色鮮やかな魔法の国や不思議な生き物、植物が満載で楽しませてくれます。

国と同じ名前を持つ偉大な魔法使いによって悪い魔法使いから救われる、
という魔法の国に伝わる予言通りにやってきたオズは、
魔法使いではないと言っては信じてもらえず、でもおだてられてその気になったり…。
まあ、何ともいい加減な奴。

人は頼られると思わぬ力を発揮するもので…。
火事場の馬鹿力?
女好きの軽~い男が、自分のできること、マジシャンとしての本領発揮することで
人々の信頼に応えようとしていきます。
徐々に生まれる責任感と使命感。
オズがかっこいい男に生まれ変わっていくんですよ。

ジェームズ・フランコくんが、そのあたりを上手に演じてます。
女優陣も素晴らしい。
レイチェル・ワイズって悪女役って観たことなくて、でもとってもインパクトありました。
良い魔女は若い女優さんに任せて、
ベテラン女優さんは、こういうアクのある役で作品を盛り立てるっていいですね。

進む方向は分かっているという安心感。
ベタな展開は観ていて楽ですよね(^^)
ただ、あちこちで【アリス・イン・ワンダーランド】とオーバーラップしちゃいますけど、
細かいとことは言わずに、楽しんじゃいましょう。

3Dの映像は素敵!
いささか観飽きた感じのある3Dで、驚きはなくなってきてますが
今回はみなさんのオススメ通りです。
奥行きもあるし飛び出し感が半端ありません!
いろんなものが飛び出すと、つい身体を避けたくなったり…(^^ゞ
これはぜひとも3Dで観賞がオススメ♪

気楽に観て楽しみたい作品です。