トータル・リコール

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 ポール・ヴァーホーヴェン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で1990年に映画化され大ヒットしたフィリップ・K・ディックの短編小説『追憶売ります』を、「アンダーワールド」「ダイ・ハード4.0」のレン・ワイズマン監督、「マイアミ・バイス」のコリン・ファレル主演で再映画化したSFアクション。人工的な記憶を植え付けることが可能になった近未来を舞台に、記憶を塗り替えられ謎の陰謀に巻き込まれた男が、本来の記憶を取り戻すべく巨大な敵に立ち向かっていく姿を描く。共演はケイト・ベッキンセイルジェシカ・ビール
 大きな戦争によって荒廃した近未来。生き延びた人類は、裕福な人々とそれ以外の貧しい労働者という二極化が進んでいた。工場労働者のクエイドは、希望のない単調な毎日に嫌気が差し、巷で評判の人工記憶を試してみたいと思い立つ。それは好きな記憶を選んで楽しむものだが、あまりにもリアルな体験のため、中毒者が出るなど社会問題化し、当局によって非合法化されていた。そんな人工記憶を扱う“リコール社”を見つけ出し、憧れの“スパイ”を選んだクエイド。しかし記憶を植え付けようとした瞬間、突如警官隊の襲撃を受け、取り囲まれてしまう。ところが彼は、無意識のうちに驚くべき戦闘能力を発揮して警官隊を圧倒する。自分のしたことが理解できず混乱したまま帰宅したクエイドはさらに、今度は妻ローリーから思わぬ襲撃を受ける。再び驚異的な防御反応で難を逃れたクエイドはやがて、謎めいた美女メリーナと出会い、驚愕の真相を告げられるのだったが…。(all cinema)
2012年
原題:TOTAL RECALL
上映時間 118分
製作国 アメリ
なりたい自分になれる記憶、あなたは買いますか?
監督: レン・ワイズマン 
製作: ニール・H・モリッツ トビー・ジャッフェ 
製作総指揮: リック・キドニー レン・ワイズマン 
原作: フィリップ・K・ディック 『追憶売ります』
原案: ロナルド・シャセット ダン・オバノン ジョン・ポヴィル 
脚本: カート・ウィマー マーク・ボンバック 
撮影: ポール・キャメロン 
音楽: ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ 
出演: コリン・ファレル  ケイト・ベッキンセイル  ジェシカ・ビール  ブライアン・クランストン 
    ジョン・チョー  ビル・ナイ 
 
かの有名なシュワちゃんの同名作品のリメイク作品。
なんとなく観てて、記憶に残っているシーンはあるものの、物語はちゃんと覚えてない。

というわけで、白紙状態での観賞でしたけど、そこそこ面白かったですよ。

富裕層と労働者層に分かれた近未来。
こういう設定、ほんとに多いですよね。
人々が望む?近未来って、こういう世界なんですかね(^^ゞ

その労働者層のクエイドが、リコール社の人工記憶を試してみようとしたことから、
彼自身の隠された記憶が呼び起こされる…。
このクエイドが実はある使命を帯びていたスパイだった。
というお話なんだけど、
あれ?そんな話だったんだ~。
で、確か火星に行ったよね?で衝撃的なラストシーン…?
なんてのはなくて、
富裕層の独りよがりな悪党に、労働者層のクエイドが立ち向かう、
という全然衝撃的ではないお話なのです。

なので、お話に何かを求めたらつまらない。
でも、記憶が戻らない状態で戦うクエイドは、味方もいなくて一人で悪と戦うわけで、
仲間との連帯感とか達成感とか、もっと味わいたかったな~というラストでした。

アクションシーンや空中を飛ぶ?走る車のシーンなんてのは
スピード感があって楽しいです。
クエイドの奥さん、鬼嫁なんだけど、ほんとにこわ~い!
笑いが出ちゃうくらい…(^^ゞ

そんなこんなを楽しめると、普通に面白い作品です。

アクション頑張ってましたよん(^^)