オズの魔法使 (1939)

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 今や名作の誉れも高いミュージカル作品だが、日本で初めて公開されたのは、製作からすでに15年も経っていた事はあまり知られていない。大竜巻に巻き上げられた少女ドロシー(ガーランド)が辿り着いたのは、夢の国オズ。彼女は故郷のカンザスに帰るため、魔女の住むというエメラルド・シティ目指して出発する。臆病者のライオン(ラー)、脳のないカカシ(ボルジャー)、そして心のないティンマン(ヘイリー)と共に……。ボームの原作を基に、SFXをふんだんに使って子供から大人まで楽しめる内容に仕上がっているのは事実だが、日本人にとっては多少アクが強い印象も否めない。ガーランドに魅力を感じるかどうかが、好みの分かれるところだろう。『オーバー・ザ・レインボー』はアカデミー主題歌賞を受けた名曲。<allcinema>
1939年 原題:THE WIZARD OF OZ 上映時間:102分 製作国:アメリ
監督:ヴィクター・フレミング
製作:マーヴィン・ルロイ
原作:ライマン・フランク・ボーム
脚本:ノエル・ラングレー フローレンス・ライアソン エドガー・アラン・ウールフ
撮影:ハロルド・ロッソン
色彩監督:ナタリー・カルムス
作詞:E・Y・ハーバーグ
作曲:ハロルド・アーレン
音楽:ハーバート・ストサート
出演:
ジュディ・ガーランド:ドロシー
バート・ラー:ライオン/ジー
ジャック・ヘイリー:ブリキ男/ヒッコリー
レイ・ボルジャー:案山子/ハンク
ビリー・バーク:グリンダ
マーガレット・ハミルトン:西の魔女/ミス・ガルチ
●フランク・モーガン:オズの大魔法使い/占い師 

子どもの頃に、TVのロードショーで放送されたのを観て、
その時の印象が強烈に残っていました。
魔法の国に着いたらカラーになる。
これ以上に夢の国、魔法の国を表す方法があるでしょうか。
白黒とカラー放送が混じっていた時代を記憶に留めているので、
カラーの有難さは言葉では言い表されません。

印象的な作品を、今回「新・午前十時の映画祭」で観ることができました。

ブロードウェイ・ミュージカルの「ウィズ」
他にもまだ観てるかもしれないな~。
いろんな方向に広がっている物語なので、内容は知ってる、と思っていたけど、
やっぱりちゃんとは記憶に残ってはいませんでした。

改めて観て、ストーリーを確認し映像を確認し、
多少の物足りなさは感じますが、
まあそれは、近年の大作に慣らされた身体と心のせいかと…^^;

自分にないもの、欠けているものを探す旅。
少年期から大人になるための、自分探しの旅に通じるものがあるのかな。
そして最後には、帰る場所があるっていいな~って思いました。

始まってすぐにドロシーが歌う『虹の彼方に』は本当に素晴らしい。
名曲ですね~。
いろいろ裏話はあるみたいだけど、ジュディ・ガーランドも『虹の彼方に』も
ずっと残っていくでしょうね。

《おまけ》
 邦題は「オズの魔法使」となって送り仮名はないのが正式みたいですね(^^)