セインツ -約束の果て-

2013年アメリカ 原題:AIN'T THEM BODIES SAINTS 上映時間:98分
再び出逢うとき、罪は下されるのか
監督:デヴィッド・ロウリー
脚本:デヴィッド・ロウリー
撮影:ブラッドフォード・ヤング
プロダクションデザイン:ジェイド・ヒーリー
音楽:ダニエル・ハート
出演:
ケイシー・アフレック/ボブ・マルドゥーン
ルーニー・マーラ/ルース・ガスリー
ベン・フォスター/パトリック
ネイト・パーカー/スウィーティー
ラミ・マレック/ウィル
キース・キャラダイン/スケリット
イメージ 1 「ジェシー・ジェームズの暗殺」のケイシー・アフレックと「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラが、離ればなれとなりながらも互いに求め合う犯罪者カップルを演じた哀切のクライム・ドラマ。共演に「3時10分、決断のとき」のベン・フォスター。監督はこれが長編2作目の新鋭デヴィッド・ロウリー。
 1970年代のテキサス。強盗を繰り返してきたカップル、ボブとルース。ルースが身ごもったことを機に、ふたりは足を洗う決意を固め、最後の銀行強盗へと向かう。しかし保安官たちに包囲されてしまい、銃撃戦の中でルースの放った銃弾が若い保安官パトリックの肩に命中してしまう。もはやこれまでと観念したボブは、ルースを庇って罪を一人で被り投降、代わりにルースは無罪放免となる。4年後、4歳になる娘と静かに暮らすルースの前にあの時の保安官パトリックが現われ、ボブが脱獄したと告げる。また、陰でルースを見守るパトリックだが、秘めたる恋心は隠しきれないでいた。そんな中、追っ手をかわしながらルースとまだ見ぬ娘のもとを目指すボブだったが…。
<allcinema>
ケイシー・アフレックルーニー・マーラといったふたりを見たくてレンタル。

銀行強盗の果てに、警官を撃ったルースの身代わりとなって刑務所に入るボブ。
必ず戻るという約束を守るために脱獄し、ルースの元へ戻ろうとするお話。

説明が省かれていて、ふたりの関係も、それからふたりを育てた男の素性も分かりにくく、
観ていてすっきりしないのが難点。

時代も70年代と古いので、脱獄も逃走も、こんなに簡単?と思ってしまうけど、
そういうものだったかもしれません。

ボブの家族への想いは必死です。
だけど、ルースの気持ちは明確ではないんです。
子どもの父親として、愛する夫として帰るのを待ち望んでいる様子もあり、
でも、見守ってくれる警官との関係も捨てがたいように見える。
揺れる気持ちが分かりにくい所為か、
盛り上がりに欠ける所為か、
淡々としたシーンの繰り返しに、睡魔との闘いもありました…。

それがこの作品に対する感想の第一かと^^;