大統領の料理人

 グルメの国フランスでミッテラン大統領のプライベート・シェフに大抜擢された女性シェフの知られざる真実の物語を描く感動ドラマ。極端な男社会だった大統領官邸の厨房で様々な嫉妬や反発にあいながらも、怯むことなく美味しさだけを追い求めて我が道を突き進み、いつしか大統領の心を捉えて官邸に新しい風を吹き込んでいくさまをハートウォーミングに綴る。主演は「女はみんな生きている」「地上5センチの恋心」のカトリーヌ・フロ、共演にジャン・ドルメッソン、イポリット・ジラルド。監督は「恋愛小説ができるまで」のクリスチャン・ヴァンサン。
 フランスの片田舎で小さなレストランを営む女性料理人のオルタンス・ラボリ。ある時、政府に呼び出されて向かった先は、フランス大統領官邸“エリゼ宮”。過剰な装飾を排した素朴な料理を望む大統領が、著名なシェフの推薦を受け、彼女を正式なプライベート・シェフに任命したのだった。しかし官邸の厨房は男ばかりで、おまけに形式ばったしきたりや厳格な規律に縛られた堅苦しい職場だった。案の定、最初は同僚シェフたちの冷たい視線を受け続けるオルタンス。それでも彼女の料理に対する熱意と信念が揺らぐことはなく、いつしか周囲を自分のペースに巻き込んでいくのだったが…。<allcinema>

2012年フランス 原題:LES SAVEURS DU PALAIS HAUTE CUISINE
上映時間:95分
その一皿がフランスを変えた。
ミッテラン大統領の心を虜にした一人の女性シェフ、真実の物語。

監督:クリスチャン・ヴァンサン
原案:ダニエル・マゼ=デルプシュ
脚本:クリスチャン・ヴァンサン エチエンヌ・コマール
音楽:ガブリエル・ヤーレ
出演:
カトリーヌ・フロ  ジャン・ドルメッソン イポリット・ジラルド
アルチュール・デュポン ジャン=マルク・ルロ アルリ・ホベール
ブリス・フルニエ  エルヴェ・ピエール レシュ・
レボヴィッチ 
この作品のモデルになった女性が、
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NHKの「あさイチ」にました。
興味深く観てたんですが…。
う~ん。期待外れかな。

もっと料理人としての苦労とか、
達成感とか観たかったんでしょうね。

料理は素晴らしい。
どれもこれも食べたくなる。
既存のチームに受け入れられず、
苦労するシーンもないではないけど、
けっこう簡単にクリアしていっちゃうんですよね。

そんな部分より、彼女が自分の思い通りの人生を送りたいと願い、
そのために料理と向き合うという内容なんですよね。

コピーのように、料理でフランスを変えたかなあ。
と唸ってしまいたくなりました。