奇跡の2000マイル

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 1977年に、たった一人でオーストラリア西部の砂漠を横断する2000マイル(約3000キロ)の大冒険を成し遂げた女性ロビン・デヴィッドソンの回顧録を「アリス・イン・ワンダーランド」「イノセント・ガーデン」のミア・ワシコウスカ主演で映画化した感動のアドベンチャー・ドラマ。共演は「フランシス・ハ」のアダム・ドライバー。監督は「ペインテッド・ヴェール ある貴婦人の過ち」「ストーン」のジョン・カラン。
 オーストラリア中央部の町アリス・スプリングス。人生に煮詰まり、居場所を失った24歳の女性ロビン・デヴィッドソンがこの地にやって来る。目的は、ここから西に広がる広大な砂漠地帯を、たった一人で踏破するという過酷な冒険の旅を始めるため。そのために、まずは牧場でラクダの調教を学ぶロビン。そして8ヵ月後、ナショナル・ジオグラフィック誌との契約を取り付け、ようやく準備を整えた彼女は、4頭のラクダと愛犬を引き連れ、荒涼とした大地へとその一歩を踏み出していくが…。<allcinema>

2013年 原題:TRACKS 上映時間:112分 製作国:オーストラリア
一歩を踏み出せば、世界はもっと輝く。
ラクダと愛犬とともに 壮大なオーストラリア砂漠横断の旅へ――
驚きと感動に満ちた真実の物語
監督:ジョン・カラン
原作:ロビン・デヴィッドソン『ロビンが跳ねた』(冬樹社刊)
脚本:マリオン・ネルソン
音楽:ガース・スティーヴンソン
出演:
ミア・ワシコウスカ/ロビン・デヴィッドソン
アダム・ドライバー/リック・スモーラン
ローリー・ミンツマ/ミスター・エディ
ライナー・ボック/クルト・ポセル

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たった一人で砂漠を横断する女性の話。
だと思っていたんですけど、意外に一人ではなくて…。

旅のためにラクダを調教することを習ったり、
お金のために出版社との契約をしたり、
カメラマンが同行したり、
途中では家族や友達も応援にやってくるし、
こんなところでどうやって暮らしているんだろう、という夫婦の家で過ごしたり、
なんとも賑やかな横断旅行で、肩透かしでした。

確かに、地図を失くして慌てたり、
野生のラクダとの戦いがあったり、
苦労話もあるんだけど、どうにもしっくりこない。

結局この旅は何なんだったんだ?と思えてしまいました。

原作もので、お決まりのようにご本人の画像なども出てくるので、
きっとどこを切り取るか、どう見せるか、という部分が
好みではなかったのだと思われます。

ただ、オーストラリアの乾いた大地を歩き続ける姿から、
旅の過酷さは伝わったけど、それだけでした。