ザ・コンサルタント (2016)

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ベン・アフレックが天才的な会計士にして凄腕の殺し屋という異色のアンチ・ヒーローを演じるクライム・サスペンス。共演はアナ・ケンドリック、J・K・シモンズ。監督は「プライド&グローリー」「ウォーリアー」のギャヴィン・オコナー
 田舎町で小さな会計事務所を構える物静かな男、クリスチャン・ウルフ。他人とのコミュニケーションに問題を抱える一方、数字に対して超人的な能力を発揮する彼は、裏社会と繋がりを持ち、彼らの仕事を請け負っていた。アメリカ政府当局もその存在には気づいていたが、なかなか正体を掴めずにいた。そんな中、ウルフのもとに大手メーカー、リビング・ロボ社の財務調査という依頼が舞い込む。しかし、同社の経理担当デイナとともに使途不明金の解明に乗り出した矢先、調査は一方的に打ち切られてしまう。そしてその日から、何者かに命を狙われるウルフだったが…。<allcinema>

2016年 原題:THE ACCOUNTANT 上映時間:128分 製作国:アメリ
職業、会計コンサルタント
監督:ギャヴィン・オコナー
脚本:ビル・ドゥビューク
音楽:マーク・アイシャム
出演:
ベン・アフレック/クリスチャン・ウルフ
アナ・ケンドリック/デイナ・カミングス
J・K・シモンズ/レイモンド・キング
ジョン・バーンサル/ブラクストン
ジェフリー・タンバー/フランシス
シンシア・アダイ=ロビンソン/メリーベス・メディナ
ジーン・スマート/リタ・ブラックバーン
ジョン・リスゴー/ラマー・ブラックバーン
これは面白かった!
最初っから最後まで、目が離せない。
予告編で受けた印象とはかなり違っていたけど、
ほんとにおもしろかったです。

まず、主演のベン・アフレックがハマってました。
サヴァン症候群みたいな少年が、父親の変わった教育のおかげで
天才的な会計士にして凄腕の殺し屋に成長。
そのウルフの今の活躍と、どうしてそうなったかを織り交ぜて進んでいきます。

台詞も少ないし、表情の変化も少ない。
元々あまり役者としての評価は高くないベン・アフレックですが(失礼!)
その朴念仁みたいな感じがよく表れていました。

今起きている事件。
それを解決しながら、ウルフの過去が解き明かされ、
最後に劇的な再会を果たす弟は、そうきたか!と手を叩きたかったくらいです。
ずっとどうなったか気になっていたので…。

それ以外にも、ウルフのパートナーの存在もそれか!と思わせたり、
たくさんあった伏線を頑張って回収した、というラストでした。
ちゃんとアクションシーンもあって…不死身なウルフには笑っちゃいますけどね。

今回のヒロインはアナ・ケンドリック
出しゃばらずに良いポジションでした。

見事に去っていったウルフ。
続編期待したくなる作品でした。