2016 5月自宅鑑賞

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アメリカン・ドリーマー 理想の代償(2014)
A MOST VIOLENT YEAR
上映時間:125分 製作国:アメリ
成功こそが 正義なのか?
監督:J・C・チャンダー
脚本:J・C・チャンダー
音楽:アレックス・イーバート
出演:
ジェシカ・チャステイン/アナ・モラレス
デヴィッド・オイェロウォ/ローレンス検事
アレッサンドロ・ニヴォラ/ピーター・フォレンテ
アルバート・ブルックス/アンドリュー・ウォルシュ
【解説】
 犯罪がもっとも多く発生し、危険な街だった1981年のニューヨークを舞台に、まっとうな方法で成功を夢みた男とそれを支えた妻に訪れた絶体絶命の窮地とその顛末を、主人公の葛藤を軸にスリリングに描くサスペンス・ドラマ。主演は「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のオスカー・アイザック、共演にジェシカ・チャステインデヴィッド・オイェロウォ。監督は「マージン・コール」「オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~」のJ・C・チャンダー。
 1981年のニューヨーク。そこは犯罪と欲望が渦巻く過酷な時代。オイル会社を起業した移民のアベル。高潔な彼は、不正や暴力がはびこる業界の中にあってクリーンなビジネスという理想を貫き、着実に業績を伸ばしてきた。そしてこのたび、事業拡大のために川沿いの広大な土地の購入を決意し、頭金として全財産を投入したのだった。残金を30日以内に支払わなければ頭金を没収されてしまうが、この契約によって会社をニューヨーク一の規模へと大きく成長させることが可能となる。しかし、積み荷のオイルがタンクローリーごと強奪される被害に悩まされ続けるアベル。さらには捜査当局から脱税の嫌疑をかけられ、銀行からは融資を断られてしまう。そんな中、ギャングの娘である妻アナは、父に頼ることを提案するが…。
<allcinema>


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PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~(2015)
PAN
上映時間:112分 製作国アメリ
いちばんの魔法は、信じるきもち。
脚本:ジェイソン・フュークス ウィリアム・ホイ
出演:
リーヴァイ・ミラー/ピーター
ルーニー・マーラ/タイガー・リリー
【解説】
 「つぐない」のジョー・ライト監督がピーター・パンが誕生するまでの物語を描く3Dファンタジー大作。出演は主人公のピーター・パン役に新星リーヴァイ・ミラー、悪役の黒ひげにヒュー・ジャックマン、共演はギャレット・ヘドランドルーニー・マーラアマンダ・サイフリッド
 第二次大戦下のロンドン。孤児院で暮らす12歳の少年ピーターは、いつの日か母が迎えに来てくれることを夢見ていた。ある日、彼は地下室で“別の世界で必ず会える”と書かれた母の手紙を発見する。そんな中、ピーターと親友のニブスは、孤児院の子どもたちが空飛ぶ海賊船によってさらわれていることを知ってしまう。ほどなくしてピーターもさらわれ、不思議な世界ネバーランドへと連れ去られる。そこは、冷酷な海賊・黒ひげが支配していた。母との再会を願いながらも、やがて黒ひげから追われる身となってしまったピーター。謎の若者フックや女戦士タイガー・リリーとの出会いを通して、自らの宿命を知ることになるが…。<allcinema>



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リスボンに誘われて(2013)
NIGHT TRAIN TO LISBON
上映時間:111分
製作国:ドイツ/スイス/ポルトガル
ページをめくるたび、人生が色鮮やかに輝いていく。
原作:パスカル・メルシエ『リスボンへの夜行列車』(早川書房刊)
脚本:グレッグ・ラター ウルリヒ・ヘルマン
音楽:アネッテ・フォックス
出演:
ジェレミー・アイアンズ/ライムント・グレゴリウス
ジャック・ヒューストン/アマデウ・デ・プラド
アウグスト・ディール/ジョルジェ
ブルーノ・ガンツ/年老いたジョルジェ
レナ・オリン/年老いたエステファニア
シャーロット・ランプリング/年老いたアドリアーナ
 パスカル・メルシエの世界的ベストセラー『リスボンへの夜行列車』を「ペレ」「愛の風景」の名匠ビレ・アウグスト監督が映画化したミステリー・ドラマ。退屈な人生を送る高校教師が、一冊の本との偶然の出会いをきっかけに、作者の素顔を探るべくリスボンの街を旅するさまと、主人公が解き明かしていく作者の波乱の人生を哀愁あふれる筆致で綴る。主演は「運命の逆転」のジェレミー・アイアンズ、共演にジャック・ヒューストン、メラニー・ロラン
 スイスの高校で古典文献学を教える教師ライムント・グレゴリウス。5年前に離婚して以来、孤独で単調な毎日を送っていた。ある日彼は、橋から飛び降りようとする女性を助ける。しかし彼女はすぐに行方をくらまし、ライムントは彼女が残した本に挟まれていたリスボン行きの切符を届けようと駅へ向かう。しかし女性の姿はなく、ライムントは衝動的に夜行列車に飛び乗ってしまう。そして車中でその本を読み心奪われたライムントは、リスボンに到着するや作者アマデウを訪ねる。しかし、アマデウは若くして亡くなっていた。やがて彼を知る人々を訪ね歩くライムントは、独裁政権下のポルトガルで反体制運動と情熱的な恋に揺れたアマデウの濃密な人生を明らかにしていくのだったが…。<allcinema>

一冊の本の内容に興味を持った高校教師が、
ポルトガル革命のレジスタンスだった著者の人生を追っていく話。
自殺を図った本の持ち主の素性が分かった時、過去と現在の繋がりに歴史を感じる。
キャストも良かった。




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チャップリンからの贈りもの(2014)
LA RANCON DE LA GLOIRE
THE PRICE OF FAME
上映時間:115分 製作国:フランス
喜劇の神様、ボクらにどうかお恵みを――。
どん底の2人が企てたのは、喜劇王チャップリンの遺体誘拐!
実話が生んだ温かくてほろ苦い人生のおとぎ話。
出演:
ブノワ・ポールヴールド/エディ
【解説】
 「神々と男たち」のグザヴィエ・ボーヴォワ監督が、喜劇王チャップリンの遺体誘拐事件という当時世界的ニュースとなった実話をヒントに撮り上げたヒューマン・コメディ。冴えない2人の男が引き起こした前代未聞の事件の顛末を、チャップリンへのオマージュ満載に、ユーモラスかつハートウォーミングに綴る。主演は「ココ・アヴァン・シャネル」のブノワ・ポールヴールドと「この愛のために撃て」のロシュディ・ゼム。また、チャップリンの孫娘ドロレス・チャップリンが未亡人役で出演。
 1977年、スイス・レマン湖畔。出所したばかりのお調子者エディは、親友のオスマンとその幼い娘に温かく迎えられる。しかしオスマンは、入院中の妻の医療費が工面できずに追い詰められていた。そんな時、テレビでチャップリン死去のニュースが報じられ、2人は遺体が近所の墓地に埋葬されることを知る。そこでエディは、チャップリンの棺を盗み出し、身代金を頂くことを思いつく。さっそく、ためらうオスマンを強引に巻き込み、2人で行き当たりばったりの遺体誘拐計画を実行するが…。<allcinema>
2016.5

事件を起こすまでの前半が長く感じられる。
ただ、犯人の人となりが描かれているので、最後まで観ると納得。
何がチャップリンからの贈り物なのか、それを想像しながら観るのは楽しかった。