15時17分、パリ行き (2018)

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 「アメリカン・スナイパー」「ハドソン川の奇跡」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、2015年にフランスの高速鉄道で発生した銃乱射テロ事件で、犯人を勇敢に取り押さえて大惨事を阻止したアメリカ人青年3人の英雄的行為を映画化した実録ドラマ。幼なじみの若者アンソニー、アレク、スペンサーの3人が、旅行中に遭遇した無差別テロにいかにして果敢に立ち向かうことが出来たのか、その知られざる真実の物語を、彼らの子ども時代からの半生と、緊迫の事件のリアルかつ詳細な再現を通して明らかにしていく。また3人の主人公のほか、事件が起きた列車に偶然乗り合わせていた乗客たちの多くが本人役として本作に起用され、劇中で自らを演じるという前代未聞のキャスティングも話題に。<allcinema>
2018年 原題:THE 15:17 TO PARIS 上映時間:94分 製作国:アメリ
その時、3人の若者が乗ったのは運命の列車だった。
監督:クリント・イーストウッド
原作:アンソニー・サドラー アレク・スカラトス スペンサー・ストーン ジェフリー・E・スターン
脚本:ドロシー・ブリスカル
音楽:クリスチャン・ジェイコブ
出演:
アンソニー・サドラー 本人
アレク・スカラトス 本人
スペンサー・ストーン 本人
ジェナ・フィッシャー/アレクの母
ジュディ・グリア/スペンサーの母
トーマス・レノン/校長
イーストウッド監督作品なのでこういう切り口になったかな、
と思わせる展開でした。

予告編を観たとき、勝手に若者がテロを阻止する話、だと思っていました。
なので、緊張感のない前置きが長い…^^;

彼らがどうやって育って来たかを見せるために、
子どもの頃の話は必要だったとは思いますけど、
のんきにヨーロッパを旅行するシーンは必要か!?

同じ年頃の娘さんをお持ちの友人は、
あるある感満載で楽しめたそうなんですけどね~。

テロと対峙するシーンは短いんですよね。
呆気ないくらい。
でも、そのシーンを観たとき、
ああ、やっぱりあの前置きは絶対に必要なんだと納得しました。

素人ではあんな動きはできません。
ちゃんと訓練を受けていた彼らならでは動きです。

でもね、テロと対峙するという万が一のような場面でなくても、
経験で動ける場面というのは、誰にでも起こりうるのかもしれないと感じました。

三人の若者たちを演じたのが、本人たちだというのが凄い。
素人とは思えない演技です。

これもイーストウッド監督マジックなのかもしれませんね。