ダンガル きっと、つよくなる (2016)

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 「きっと、うまくいく」「PK ピーケイ」のアーミル・カーンが、2人の娘を世界的レスリング選手に育て上げた実在の熱血パパを演じるスポ根家族ドラマ。誰よりもレスリングを愛するマハヴィルだったが、生活のために金メダルの夢を諦め、引退を決意する。そしてその夢は、まだ見ぬ息子へと託されるのだった。ところが授かった子どもは4人とも女の子だった。こうして再び夢を諦めたマハヴィルだったが、十数年後、長女ギータと次女バビータが男の子とケンカして圧倒したことを知り、自分の格闘DNAが娘たちに受け継がれていると確信する。そしてギータとバビータを金メダリストにするべく、嫌がる2人を相手にスパルタ特訓を開始するのだったが…。
<allcinema>

2016年 原題:DANGAL 上映時間:140分 製作国:インド
人類史上最も熱い、パパの愛と野望。
監督:ニテーシュ・ティワーリ
脚本:ニテーシュ・ティワーリ ピユーシュ・グプタ シュレヤス・ジャイン ニキル・メロトゥラ
音楽:プリータム
出演:
アーミル・カーン/マハヴィル
ファーティマー・サナー・シャイク/ギータ(青年期)
サニャー・マルホートラ/バビータ(青年期)
ザイラー・ワシーム/ギータ(幼少期)
スハーニー・バトナーガル/バビータ(幼少期)
サークシー・タンワル/ダーヤ
アパルシャクティ・クラーナー/オムカル
試写会にて。
インド映画って観た本数は少ないけど、けっこう面白かったという印象はあります。
さて今回は?と興味津々で鑑賞しました。

簡単に言えば、レスリングを通した父と娘の絆のお話です。
レスリングのルールは、観ていくうちに何となく分かって来て、
娘がどんどん強くなっていくのが面白かったです。

実話ベースということだったけど、起伏があってドラマティックな展開。

思春期の娘の葛藤以外にも、
父親の古い練習や技では通用しない、というナショナルチームの監督との確執からの、
監督の嫌がらせや、インドのレスリング事情なども面白く観ました。

インドの情勢に疎いのでなんとも言えない部分はありますが、
反発するときもあるし、理解しあえる時もあるよね~。という感じで、
父娘の関係は万国共通かと思えました。

ただ、強くなっていったから結果オーライなんでしょうけど、
そうでなかったらどうよって思わないでもなかった、
幼い子供にレスリングの練習をさせるシーンは、過酷だなあと思いましたけどね。

試合のシーンは迫力満点でした。