ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 (2017)

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 ゲイリー・オールドマン第二次世界大戦時に英国首相に就任し、ヒトラーの脅威に敢然と立ち向かったウィンストン・チェーチルを演じてアカデミー賞主演男優賞に輝いた感動の伝記ドラマ。また、そのゲイリー・オールドマンを驚異の技術でチャーチルへと変身させた特殊メーキャップ・アーティスト辻一弘も、みごとアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞し話題に。英国がヒトラーに屈する寸前での首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間に焦点を当て、ヨーロッパのみならず世界の命運を左右する決断が下されるまでの葛藤とその型破りな人物像を描き出す。共演はクリスティン・スコット・トーマスリリー・ジェームズベン・メンデルソーン。監督は「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト
 1940年5月、第二次世界大戦初期。独裁者ヒトラー率いるナチス・ドイツの前にフランスは陥落寸前で、英国にも侵略の脅威が迫る中、新首相に就任した前海軍大臣ウィンストン・チャーチル。国民には人気があったものの、度重なる失策で党内はもちろん国王からも信頼を得られず、弱音を吐く彼を妻のクレメンティーンは優しく叱咤する。就任直後の演説では勝利を目指して徹底抗戦を誓うも、戦況は悪化の一途を辿っていく。そしてドイツ軍に追い込まれた英国軍が、ついにフランス・ダンケルクの海岸で絶体絶命の状況を迎える。英国への上陸もいよいよ現実の脅威となる中、犠牲を回避すべくドイツとの和平交渉を主張する外相ハリファックスの必死の説得を受けるチャーチルだったが…。<allcinema>

2017年 原題:DARKEST HOUR 上映時間:125分 製作国:イギリス
英国一型破りな男が、ダンケルクの戦いを制し、歴史を変えた。
「嫌われ者」から「伝説のリーダー」となったチャーチルの、真実の物語。

監督:ジョー・ライト
脚本:アンソニー・マクカーテン
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:
ゲイリー・オールドマンウィンストン・チャーチル
クリスティン・スコット・トーマスクレメンティーン・チャーチル
リリー・ジェームズ/エリザベス・レイトン
スティーヴン・ディレインハリファックス子爵
ロナルド・ピックアップ/ネヴィル・チェンバレン
ベン・メンデルソーン/国王ジョージ6世
主演のゲーリー・オールドマンが、
アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞したということで、期待していた作品です。

歴史的な背景はそれほど詳しくないですが、
ここで描かれているのは、ダンケルクから自国兵士の救出の部分なので
知識がなくても理解できます。
もちろん、G.オールドマンの演技が素晴らしい。
それを観るだけでも満足できました。

特殊メイクの技術には驚きますけど、
それでチャーチルになり切ったG.オールドマンがさすがというほかありません。

チャーチルは信念に基づきダンケルクからの救出を成し遂げますけど、
その一方で、救えなかった命もあるわけです。
悲しい事実でした。
それが戦争というものなのだと改めて感じました。

基本はチャーチルが何をしたかという話なんですけど、
首相を支えた妻クレメンティーンが、毅然とした態度でカッコよかったし、
秘書のエリザベスの存在が花を添えています。
リリー・ジェームスは可愛いですね。

ダンケルク】未見なのですけど、やっぱり観なくちゃいけないかなあ。